スバルはどうしてMTも有段ATも採用しなくなってしまったんですか？

Question

WRXやレヴォーグ、アウトバックのような『MTで運転したい！』とか『牽引したい！』というような大排気量ターボの車でさえ頑なにCVTです。
BRZもありますが、なんとなく手が出しにくく『それならほぼ同じ価格のGRヤリスか100万以上安いスイスポでもいいかな～』となってしまいます。
欧州からは排ガス規制や燃費に対応できず撤退したところがほとんどですが、売り上げの7割りを締める北米では『雪道でも安心な車』に成り下がってしまったきがします。私の勝手なイメージですが。
MTや有段ATにお金を費やしても利益に繋がらないことはわかりますが、スバルを選んでる人ってCVTなんかに乗りたくないと思っていると、勝手に思い込んでるんですがスバリストの方、どうですか？
先輩はWRX乗りですが『 CVTとかハイブリッド、EVに走ったスバルはもう買わない』と言ってました。
ニーズが変化してきたのでしょうか。乗り味を気にしない日本や北米中心になって、『アイサイト』しか売りがなくなってしまったんですか？

#レガシィ アウトバック
#BRZ
#レヴォーグ
#GRヤリス

Answer 1

スバルの歴史はECVT 約35年前に自前でCVTチャレンジしてましたよ。

Answer 2

親方の意向です。

Answer 3

スバルが力を入れているアイサイトとMTの相性が悪いからです。
コスト掛けて頑張ればMTでも対応出来るように作れるでしょうが、MT好きの極少数の人の為に、莫大な開発資金や時間を掛けるリスクは無いですからね。

Answer 4

こだわりの強いスバリストだけを相手にしてたら、
会社を維持出来ないからです。

Answer 5

一本化でコスト削減じゃないですかね？
スバルって軽自動車なんかはかなり昔からCVTだったよね。

Answer 6

採用できないのです、有段ATを開発する金がないから。

スバルの基本は水平対向エンジンのFF車です（スバルと言えば4WDという印象ですが、FFベースの4WDです）。エンジンは前輪の上に縦置きされ、出力軸は後ろに出てます。これで前輪を回すには、まずエンジンからの出力軸をエンジンの下に向けてUターンさせ、それから横向きに90度曲げる必要があります。
対して、世の中に存在する一般的なFF車は直列エンジンを横置きにしてます。エンジンからの出力軸は横に出てますので、向きを変えずにタイヤを回せます。

世の中にはトランスミッションだけを作っている専業メーカーというのがあります。トランスミッションは一般的に、自動車メーカーが自社開発するよりトランスミッション専業メーカーから買ってくる方が安く付きます。
しかし、トランスミッション専業メーカーは一般的な配置のトランスミッションしか作ってません。FF用のトランスミッションってのは横置きエンジン用が「普通」であって、スバルの配置は特殊なのです。

特殊な配置になっている以上、スバルはトランスミッションを自社開発・生産するしかありません。これはコストの増大を意味します。
過去に「CVTで行く」と決めてそちらに開発資源を投入してしまったスバルは、今更別のトランスミッションを開発する余力が無いまま、原状に至っています。

BRZがMTや有段ATを使えるのは、あれがFR車だからです。縦置きエンジンをFR車に使うのはごく一般的な話ですので、トヨタ内製からトランスミッションメーカー製まで、世の中に様々な選択肢があります。

Answer 7

スバルは時代に合わせた方針転換をしているだけで、それに旧来のスバリストが不満に思っているだけです。
日産はシルビアをやめたり、トヨタはMR２をやめたり、マツダはロータリーをやめたり、三菱はランエボをやめたり、スズキはカプチーノをやめたり、ホンダはS６６０をやめているのと同じです。

Answer 8

日本では衝突予防ブレーキの法制化が進んでいるので、アイサイトに適合させられないMTが廃止になってしまいました。海外向けにはWRXのMTが今も設定されてるはずです。

>北米では『雪道でも安心な車』に成り下がってしまった

成り下がってなくて、北米では元々そういう認識です。北米でのスバルの売れ筋モデルは元々フォレスターやアウトバックでした。WRX STIのようなMTのターボモデルは世界的に見てもマニア向けで、販売台数の一部に過ぎません。

Answer 9

スバルは環境規制下で色々やれる程引き出しが無いんです。
ハイブリッド車やEVを数多く売らないとトヨタみたいな真似は出来ないんですよ。
スイフトスポーツも次期モデルはマイルドハイブリッドだと言われています。
CAFE規制があるから。

Answer 10

スバルのみならず、MTではCAFE規制に対応できず、260馬力以上の出力に耐えられるATもないからです。
加えて、衝突被害軽減ブレーキと相性の悪いMTでは、過去の販売台数を考えると出したくても出せないんですよ。
だから、規制が始まる前に86&BRZと日産フェアレディZは慌てて発売したのです。
フェアレディZは、規制を掻い潜る為に車両型式を変えずに発売して、現在オーダーストップがかかっています。
欧州を発端とする地球温暖化対策で、プリウス叩き（イコール日本車叩き）に躍起になっているうちに、VWがディーゼルゲート事件を起こした為に振り上げた拳は降ろせないので、電気自動車に舵を切ることで、日本車ヘの制裁としています。
GRヤリスは、ほかの車種が燃費を稼いでいますから、発売しても影響がないんです。
スバルは弱小メーカーなので、車種がありませんから半ば諦めていると思います。
>スバルを選んでいる人は………<
インプレッサWRXの流れを汲んでいる人。
モータースポーツにちょっとでも絡んだ人。
高い四駆性能に惚れ込んだ人。人と同じクルマに乗りたくない人などが買ってます。
私も2ペダルが嫌いなので、先代STI最終モデルを慌てて買いました。