ルノー ルーテシア 「ＧＴは鬼っ子か？」のユーザーレビュー

ＧＴは鬼っ子か？

2015.4.11

総評

「ルノー買うなら鬼っ子を買え」

ルノーは時々やってしまう。欲しかったルノーは「アヴァンタイム」とか「カングービバップ」とか。完全に鬼っ子。ゴルディーニシリーズも悪のりが過ぎる。鬼っ子である。こういうのが欲しい。ルノーは時々やってしまうのだ。

売れてるClio（ルーテシア）のなかにあって、いつも通りノーマルの上にＲＳを作った。これでいいのに、むりくりＧＴをねじ込んできた。このＧＴは、ライトグレーをポイントカラーにあしらったゴルディーニVerの意匠を持ちＲＳの仲間として立案されている、足回りもＲＳだし、ボディパーツもオプションもＲＳ専用品を選ぶようになる。立ち位置不明の迷車？？これはきっと鬼っ子に違いない！とフンで購入に至る。

スタイルは抜群、脚まわりもキリリであるが、おもてなしはそこそこ、結構安っぽい。この下のtwingoのようなおもちゃ感でもいい位だとおもうけど、そこはClioなので中途半端なグロッシーな感じがなんともdétesteな感じ。でもでも、デザインのまとまりはノーマル、ＲＳと比べてもＧＴが一番である。ＧＴが鬼っ子かどうかは、数年後に廃盤になるかどうかで決まる。

「大好きだから、早く廃盤になっちゃえ！」そんなクルマ。



2016年のマイナーチェンジでＧＴだけがマイチェンなし。エンジンも変更なし。
・・・・ということは、在庫完了後はディスコンの可能性が高い。鬼っ子が欲しい方は急げ！

満足している点

スタイル。シンプルだが一番大事な要件だろう。駐車場で自分のクルマに近づくとき、クルマを止めて振り返るとき、格好いいと思えるのは一番大事。

手に触れる物がいい意味でチープであり、キッチュである。détesteな感じ。「皮肉言いながら好き！」みたいな。長いマニキュア爪のオシャレ自慢ＯＬが、安いＢＩＣのボールペンの後ろ玉で電話のプッシュボタン押す様がとってもソソル、みたいな。（余計に判らん）
そういう日本らしからぬ感覚がある。

不満な点

悪い意味で「日本化」がなされていない。
・日本対応ナビを積むのにダッシュボードを切ってメクラ蓋のトレーが付く。
・日本対応ナビを積むのにセンターパネルの意匠がデブなかっこ悪いものになる。
・右ハンドルだとサイドブレーキがナビシートに近すぎて、手の甲を擦る。これでは手袋をして運転できない。
・カードキーのガイドイルミランプが後付けで、しかも工賃が高い

カードキーがカードとしては厚く、ポケットに収まり悪いし、カードスロットに挿入しないとイグニッションできない機能には、なんの合理性も認められない。

スポーツグレードであってもフットレストが標準でない。

デザイン

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走行性能

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電子制御デフの介入で、内側前輪だけブレーキがかかり、外側前輪には駆動力がかかる。
どのカーブも縁石に内側タイヤを引っかけて曲がっていくような印象。
・・・・そうだな、大げさなフェイントモーションを入れて曲がっていくような感じ。

ちょっと人工的過ぎる。三菱４駆みたいだ。
ＦＦのくせにグリップ限界が見えにくいが、これって慣れれば面白いのか？？？？？？

乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験