なぜ、クリーンディーゼルエンジンのハイブリッド車を作らないのでしょうか？ 機械的に無理なのでしょうか？ どう考えてもクリーンディーゼルエンジン車の販売や、ハイブリッド車の販売よりは

Question

、売れるような気がします。
素人な、質問で申し訳ありません。

Answer 1

ディーゼルエンジンは、圧縮点火方式なのでエンジンの始動・停止を瞬時にはできません。
始動はエンジン温度が低いと定常稼動するまでの時間はガソリンエンジンより長くなります。
停止は燃料を遮断する等の方法となるので、停止するまでにガソリンエンジンよりも動き続けます。
圧縮比も高いので、エンジンブロックの強度が高く、ピストン重量もあり、そもそも始動・停止を繰り返すような利用には向いていません。
そのため、パラレル型ハイブリッドシステムにはディーゼルエンジンは不向きです。
プジョー3008ハイブリッドは、ディーゼルのパラレル型ハイブリッドですが、他のメーカーが普通車で追従するところはほとんどありません。

ただ、シリーズ型ハイブリッドなら、ディーゼルエンジンの活躍の場はあります。
シリーズ型は、エンジンで発電し、その電力でモーターを駆動して走行します。
ディーゼル機関車がこの方式です。
エンジン回転と走行速度の関係は希薄ですが、燃費は格段に向上します。
ただでも燃費特性の良いディーゼルエンジンを、一定の回転数で利用できるのですから、燃焼効率・発電効率すべてで効率的です。
排気も一定回転でエンジンを動作することで、DPFや触媒等の動作効率が向上し、よりクリーンにすることができます。
シリーズ型ハイブリッドシステムは、ホンダのAccord hybridで投入されたばかりですから、市場に受け入れられるかにかかっています。
将来的に受け入れられるのであれば、シリーズ型ハイブリッド車でのクリーンディーゼルエンジン搭載は有りえるでしょう。

(icebreak1031さんへ)

質問者からのお礼コメント

納得の行くご回答をありがとうごさいます！！

Answer 2

他の方も回答しているように既にあるようですね。
日本では、２０１４年末登場の次期パジェロが３５００ｃｃディーゼルターボにHVを組み合わせるそうです。トルクは、６０オーバーだとか。

Answer 3

乗用車でもありますよ、ディーゼルハイブリッド。

シトロエン「DS5 HYBRID4」

http://www.destino.jp/destino/newarrivals/citroen_ds5_hybrid4.html

本当に「売れる」のであれば、このDS5はバカ売れするはずですよね。それが一部の並行輸入業者しか入れていないと言うことは、売れないということです。

そもそも、日本メーカーにクリーンディーゼルで優位に立てる技術がありません。だから、ダイムラーやBMWとの提携をするわけです。マツダだってPSAからの供給と技術提携です。

不得手な部分に資金と人材を投入して分散するよりも、得意なハイブリッドと電池の技術へ投資をした方が世界で優位に立つことが出来るわけです。これを狙って、ダイムラーやBMWにVWグループは接近してきているわけですから、EUでしか通用しない足りないディーゼルはそこから補填してもらえばいい。

そのディーゼルも優位性は次第に低下してきており、EUでの新車販売に占める比率は下がり続けています。ディーゼルに偏重した結果、軽油の消費が増えすぎて生産とのアンバランスが発生、優遇税制が無くなったことから割高になっているためです。

Answer 4

クリーンディーゼルがコスト的に３０～４０万円高位かな。
ハイブリッドが２０～３０万ちょい位か。
組み合わせるとやはり５０万円高位にはなるな。
普及の程度からしてディーゼルがどんどん売れたら
可能性はあるんじゃないかな。

Answer 5

ガソリンエンジン＋モーターのハイブリッドの特徴は、「高速域で性能が良く低速域が苦手なガソリンエンジン」と「低速から大きなトルクを出せるモーター」を組み合わせることで全域で万遍なく力が発揮できる点にあります。

ところがディーゼルエンジンは低速域でもトルクフルなエンジンなのでモーターに助けてもらう旨味が少ないです。

なのでガソリンエンジンのハイブリッドのような使い方でのディーゼルエンジンのハイブリッドは無いのです。

Answer 6

ディーゼルエンジンは高圧縮比なので、エンジンブロック等内部パーツに強度を持たせないといけないため重くなりがちです
そのためさらにハイブリッドシステム積むと更に重くなってしまうからではないでしょうか？

Answer 7

既にありますよ。

http://www.hino.co.jp/ranger_hv/hybrid/index.html