自動車のセグメント

Question

クルマには、セグメントと呼ぶクラスがあります。クルマの形状や、普通乗用車の場合は、全長で、きめているようです。
最近、SUVがはやりで、各メーカー、個性的なの、そうでもないもの、４駆、２駆、いろいろ出てます。日本の道路、駐車事情でいけば、クルマの寸法のなかでも全幅、２ドアでドアが大きいか、４ドアか、結構重要だとおもうんですが、最近気になるクルマでは、レンジローバーイヴォーグが巾１９００超、プジョー２００８はbセグメントの小型車だというふれこみで、１８００超、車はたしかに、社高が低く、巾がひろいほうがデザインとしてはかっこいいのですが、もはや、いままでのセグメントの基準で評価できなくなっているようにおもうのですが、どうおもわれますか？そして、伸び続ける全幅は、安全性確保のためとはおもえないのですが、やはり意匠によるところがおおきいのでしょうか？

Answer 1

日本の場合、かつては“全幅”1700mmを境にいわゆる「５ナンバー」「３ナンバー」となり、税金等も上下していました。
例に挙げられたのは欧州車ですね。欧州の場合、“全長”で税金等（カーフェリーの料金なども）を変える所があったのです。今でもごく一部の国でその制度が残っていた筈です。
よって、欧州で車格を認識するのには“全長”の方を重視します。ですからプジョー2008は幅が広くとも長さが4.1mちょっとなのでBクラス、日本でいう所のコンパクトカーとして認識されている訳なのです。
その分、設計開発時において“全幅”は割とルーズに肥大化できますので、デザイン代（しろ）や居住性、側突安全性の為にじゃんじゃん使っていると言うのが実情の様です。