頭文字Dという作品はどういう背景があってヒットしたのですか？

Question

若者の走り屋が多かった事や、主人公が豆腐屋の倅で、搭乗車種がシルビアとかではなくトレノといった絶妙な立ち位置の車種だったという点もあるんでしょうか。
当作を授業で紹介するのですが、古参勢では無いので教えて欲しいです。
嫌味含んだ回答ではなく、有力な情報を頂けると助かります。

Answer 1

搭乗車種がシルビアとかではなくトレノといった絶妙な立ち位置の車種だった＞それもあると、思います。
80年代のリトラクタブルライトとかレトロ系な自動車が主の、
車マンガというのは実にウケやすい。

湾ミはスクラップ寸前のZ30Z

マニアックだけどオーバーレブ!はリトラのMR2。

現にハチロクもMR2もダートラ、クルクルetcで定評がありましたし・・・・・
ただし作中でチューニングを施す場面があるので走り屋にも支持はあったのだと思います。

Answer 2

あの漫画が連載開始された頃は、あのような走り屋を自称する若者がまだ多数いたんですね。

で、テレビアニメ化されて、当時凄く注目されてたavexが音楽に関わって、これまた当時は流行ったユーロビートでリズム良くCGの車を走らせる演出も成功したと言えます。

個人的な話をすると、あの漫画(アニメ)が開始した頃には自分も自称走り屋でした。

それもAE86(レビンだけど)でジャンルはドリフトだったので、主人公が同じハチロクに乗ってるのが面白くて最初は結構真面目に見てましたね。

世界観的には結構リアルな感じなんだけど、微妙に現実とは違う感じ。

でもまぁ、あんな感じの車やドライバーがまだまだいた頃です。

当時は例えばドリフト車が集まる会場にはギャラリー車も多数詰めかけて大勢の人たちに注目され、走りが凄ければパッとしない人でもモテてしまったりするような御時世でした。

警察が来て散らされると、走ってた車とギャラリーの車で渋滞してしまう…なんてこともあるくらいに大盛況でしたね。

なのであの作品の初期のファンは実際に走ってる人とか、それらを見ていた人たちなんじゃないかな。

その後、ミニバンブームが到来して走り屋みたいなドライバーも激減し、レビン/トレノもシルビアもRX7も不人気や排ガス規制を乗り越えられずに消滅しました。

それが20年前あたりではないかな？

その後、あの作品もちょっと勘違い暴走モードにストーリーが偏ったり、漫画の世界では2年も経過しないうちに現実の世界では18年も経過して登場する車種などに矛盾が生じたりするなど、ちょっと初期に見てた人が眉をしかめるような方向性に変わって行ったように思います。

その後、どのように人気が続いたのかは知りませんが、うちの子供らも楽しんで見てたりするので、車好きな若者を増やすキッカケみたいにはなってるのかも知れませんね。

思えば自分が子供の頃にもスーパーカーブームなんてのがあって、サーキットの狼なんて言う漫画に夢中になってた時期もありました。

今の若者にとってのそんな存在なんでしょうかね。

Answer 3

性能的には普通のトレノで高性能な国産車の走り屋相手に勝ってしまうところがいいんじゃないかな。あとは、個人的には走っていた榛名山が舞台だったとか、背景が実写その者とかってことにしびれましたね。かなりリアルに描かれています。

Answer 4

原作を読んだことはないので漫画の時点で面白いかは知らないけど、
レースアニメというのは少ないんですよ。
あの時代新世紀GPXサイバーフォーミュラくらいしかありませんでした。
あとは出来の悪いリメイクのマッハGOGOGOくらいで。

そんな所に最新技術のCGを使ってカッコイイ公道レースを描いたから、
ではないですかねぇ。
BGMのユーロビートも作品にマッチしていて最高にカッコよかったしね。

今も昔も車にまったく興味は無いのですが、
それでも最初のイニDはリアルタイムで見たくて深夜4時まで起きているくらいハマりましたよ。
(当時は野球中継延長で早朝までずれ込むことがよくあった。)

Answer 5

まず下剋上、作中からも初めから「ハチロク如き」そこに「ドラテク」でぶつかってくっていう作品です。
なので絶妙な立ち位置ってのはあるかもですね。
能力系主人公成長系って言ったら王道じゃないですかね？

当時は走り屋や予備軍好みの車も多かったし、レビンとトレノのような姉妹車も多かった。
10年前ぐらいまでは、出演車種も比較的手に入りやすかった。

20年ぐらい前にはアーケードゲームも出ましたね。
それまではレースゲームもセガラリーかバトルギアぐらいでした。
ゲームでも盛り上がりは在ったと思います。
バトルギアも続いたし、湾岸も後追いして来たし。

ストーリー的には、無知なお手伝い青年が、成長して更に強くなるって言う流れです。
また、無敵ではなく、運も左右し実質負けも多い。

でも、好きな人は好きってレベルを超えない気はします。
絵柄が合わないって人も居ましたし。
わたしは湾岸がそのタイプでほとんど内容をしりません。