steさん。 車高調のことで質問です。 車高調のキットで仕様変更を考えています。 減衰力は変更するつもりはありませんが、フロントのバネの変更を考えています。 元々のバネはID65 全長200㎜で10キロのものです。 10

Question

キロから16キロに変更すると、かなり乗り味は変わってしまいますか？16キロに変更した場合に予想できる現象、メリットやデメリットを想定内で結構なので教えてください。

また、バネレートはあまり変えずに(12キロ程度)、バネのメーカーを変更すると乗り味は変わりますか？たぶん、メーカーごとの特性があると思いますが、steさんの主観で結構ですので教えてください。想定しているメーカーは
HKS
rana
SWIFT
です。
また、他におススメねバネがあればご教示ください。

Answer 1

ご質問ありがとうございます。フロントサスペンションのダンパーはそのままで、スプリングのみ交換ということですか？ 車高調キットでスプリングのみ何種類かあるものを交換できるタイプであれば問題ありません。しかし、任意に他のスプリングを組み合わせることはお勧めしません。最も重要なのはダンパーとスプリングのバランスだからです。現状10キロのスプリング用にセットされたダンパーに、16キロのスプリングを装着するとなると、ダンパーの減衰力が追いつかないので、ガチガチの乗り心地なのに段差では一発でリバウンドが収まらないというよろしくない仕様になると推測します。

一方、バネレート16キロにあわせたキットに交換する選択はありですね。16キロというとかなり硬いスプリングですが、レバー比の関係か、スカイラインクーペの場合は16キロという車高調キットも結構ありますね。10キロからの変更だとかなり硬くなりますので、ちょっとやりすぎかもしれません。お好みにもよりますが14キロ程度はどうでしょう？

最近のクルマはスプリングは柔らかめでショックアブソーバーでロールスピードをコントロールし、サスペンションのジオメトリでノーズダイブやロールそのものを減らす設計です。そのほうが乗り心地もよく、サスペンションの追従性もたかめられるのに、ロールも少ないという相反する性能をもつサスペンションが実現します。スカイラインもそのようなジオメトリになっています。なので個人的にはスプリングはあまり硬くしないほうが賢明と思っています。バネを硬くしすぎると、どうしても車輪の路面追従性が悪くなり、ハネやすくなるため結果的にバンピーな路面での加速が悪くなったり、スピンしやすくなるなどネガな面も出てきます。サーキット走行をメインにするのであれば硬くないと厳しいですし、車両によってはバンプ時の底付きを防ぐためにやむを得ずバネレートを上げるなどの理由もあるので、車両それぞれの事情によると思います。
とはいえ、優れたサスペンションは硬くしてもしっかり動くので、その点、16キロでも乗り心地などは思いのほかよいのではないかとも推察します。

わたしの話が参考になるかどうかわかりませんが、サスペンションは奥が深いので、是非専門化に相談してセッティングされるとよいと思います。基本の優れたサスペションなので、是非、ベストなセッティングにしてくださいね。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。
よく検討してから購入します。

Answer 2

ダブルウイッシュボーン式でそのレートだとかなりお馬鹿度が高いですが、マクファーソンストラット式だと、ほとんどまともに走行できない車になります。
何せ軸重350kgだとするとリバウンドストロークが２０ｍｍ位しか取れないんだから、つま先立ちで走っている様な状態になります。