ゴーン改革後の日産車の品質と信頼性、耐久性は改革前と比べてどうなりましたか？

Question

だいぶコスト削減をしたようですがトヨタ、ホンダと比べて品質はどうでしょうか？もちろんどのメーカーもコストダウンはしていますが日産はかなり思い切った事をしたと思ったので特に中古車だと気になります。スカイラインクーペ等欲しい車もあるのですが…。

Answer 1

To jun_a1026さん

私の主観で見る限り、品質と信頼性、耐久性は改革前と殆ど変わっていないと思いますね。
というか、ゴーンが日産で行った改革は、それまで技術部が絶大な権力を振るっていた開発の主導権を、デザイン・マーケティング部門へ移す事と、共通化による効率的な部品調達で、それまでの技術部の自己満足の為に無駄に嵩んでいたコストがカットされただけで、信頼性、耐久性を削ってまでのコストカットなんて行っていない筈ですよ。
また、マーチの海外生産化も、ユーザーのニーズが安くて燃費の良い車に移ってきた事に対して、国内で生産を続ければ数年以内に消費税の増税で大幅にコストアップする事を見越して判断であって海外生産でも十分な品質が確保できるように設計した上での国外シフトですから、旧モデルよりも見劣りする点があっても、質が悪くなったと言う訳ではないと思います。

質問者からのお礼コメント

非常に迷いましたがこちらをベストアンサーとさせて頂きました。ご返答ありがとうございました。とても参考になりました。

Answer 2

メーカーの行うコストダウンの多くは品質や耐久性を落とす事ではなく、複数の車種でのプラットホームや部品の共通化や生産工場の稼働率を上げての効率の改善をおこなったり、新型車両の開発コストを圧縮するなど非常に多岐に渡った物だとおもいます。

確かに下請けのサプライヤーに対して納入価格の引き下げを要求したり、オーバークオリティーだった部品の見直し等はしているでしょうが、車両全体の品質や耐久性は全く問題ないとおもいます。

コストダウンによってインテリアの質感が落ちたりはしていますが、何処のメーカーも同じようなものですね。