フォーミュラＥ １０周年 １０年で技術的には格段に進化しましたか？ 今シーズンのマシンの形状もＦ１とはだいぶ変わりましたよね。

Question

レースカテゴリーのステイタスとしてはＦ１に少しずつ迫ってきてるのですか？
栄誉 名声

Answer 1

各段・・・とは言えませんが、着実に進歩しています。
一番大きいのは、バッテリー性能でしょう。

シーズン4まで使われていたGen1は、バッテリー容量が28kwh（初代リーフが24～30kwhなのでほぼ同じ）と少なく、レース中盤に2台目のマシンに乗り換えてレースを行ってました。
シーズン5～8まで使われていたGen2では、バッテリーサイズは大きく変わらないで54kwhまで増量、Gen3ではバッテリー容量は非公開ですが、フロントMGU（回生専用）を用いた大容量回生と今シーズンの後半からはレース中の急速充電も可能になります。

それによってモーター出力の上限も200kw（150kw）→250kw（200kw）→350kw（300kw）と向上し、同様に最高速も225km/h→280km/h→320km/hと上がっています。


＞レースカテゴリーのステイタスとしてはＦ１に少しずつ迫ってきてるのですか？
まだまだです。
格式としては、F1と同じく「世界選手権」と位置付けられていますが、人気、知名度、マシン性能、ドライバーのステータスは、遠く及びません。
出場するためのドライバーライセンスは「国際B以上（+eLicence取得）」となっていますし、スーパーライセンスポイントでもFIA F3や（レース数の少ない）WECのハイパーカークラスと同じ配点です。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございましたm(__)m