ヤングファミリーが思えるキャラクター
愛車の点検時間に貸してくれたのでクチコミレーポート使用時間2時間の感動と感想
垣根の低いメルセデスに仕上がって
2012.9.18
- 総評
- ヤングファミリーが思えるキャラクター
愛車の点検時間に貸してくれたのでクチコミレーポート使用時間2時間の感動と感想
垣根の低いメルセデスに仕上がっているが、メルセデスらしさはしっかり残っている
生活の中で安心できる装備がたくさんあるのは素晴らしい
先代Bクラスは世界で70万台以上を販売したヒット作。日本のマーケットでも、セダン系のC-E-Sクラスに次ぐ柱のモデルである。
“コンパクトでプレミアムなスポーツツアラー"、という先代のキャラクターを踏襲しつつ、プラットフォームからパワートレイン、デザインまで、文字通りの全面刷新を受けて2代目へと進化した。安全性をいっそう向上させ、ダイナミクス性能の進化にも力を入れている。
直4ガソリンエンジンを最新世代の直噴タイプ/ブルーダイレクトとした。排気量を1.6リッターとし、ターボチャージドでパフォーマンスを稼ぐ、いわゆるダウンサイジングエンジンだ。これに、メルセデスが自社開発した、湿式7速デュアルクラッチミッションをくみあわせる。極めてコンパクトなこの7G-DCTには、もちろんアイドルストップ機能が付く。従来のCVTからDCTへ変更することで約8%の燃費向上をみた。
自由度の高い新プラットフォームでは、次世代パワートレインへの発展や、派生モデルへの転用を容易にする、モジューラータイプの新構造とした点が注目される。
- 満足している点
- 立体駐車場問題をクリアすべく、日本市場へ導入されるのは20mmローダウンして車高を1540mmとした仕様である。パッケージによって、16インチから18インチまで3つのタイヤサイズが用意された。いずれもメルセデス・ベンツとしては初めて、ランフラットタイヤが標準で装備される。撮影車両は17インチを履くスポーツだった。
先代よりもずいぶんとアグレッシブな佇まいである。なかなか人の目をひくようで、街中や高速を試乗していると、特に、ベンツに限らず欧州車オーナーの視線をよく感じた。旧型よりも圧倒的にスポーティな雰囲気のデザインが人の気を引きつけるのだろう。
クロスオーバー車なみにステップアップする感覚のあった先代とは、乗り込みの段階からして違う。着座姿勢は端正な垂直型で、とても座りやすい。ダッシュボード周りの質感の高さにも目を見張った。スポーティなデザインはもちろんのこと、レザー調のステッチ入りアルティコ(人工皮革)仕立てが、ことによるとCクラス以上の見栄え質感を提供しているようにも思えた
新型エンジンのフィーリングには、効率重視のヘルシーさがきっちりと現れていた。決して気持ちよくは回ってはくれないが、低回転域でそれと気付かせずに力をだすタイプ。
DCTの変速は質感重視である。VW-アウディ系のDSGに見られるような、歯切れのいいギアチェンジではない。あくまでもスムースさを重視している。小気味良さには欠けているが、メルセデスらしいライドフィールを優先した。
街中を流しているときなど、路面からの突き上げを直に感じて、こなれていないなあ、と思うこともしばしば。けれども、速度域があがっていくと、フラットで落ち着きのあるライドフィールになってゆく。ハンドリングは旧型に比べると明らかにスポーティさを増しており、手応えも操作感も以前よりずっと乗用車っぽい。
最も気持ちよく走れたのは、高速クルージング時だった。流れをいともかんたんにリードし、安定した走りをみせる。街中での落ち着きのなさがウソのようだ。
何から何まで、エンブレム以外は文字通りのフルモデルチェンジだった。さすがのメルセデスも、いきなり完成度100%とはいかなかったのだろう。長く乗りたいのなら、今しばらく“待ち"
- 不満な点
- ランフラットタイヤの影響もあってか路面の悪いところだと乗り心地が固い印象
このあたりの熟成が進んでまろやかになってくると鬼に金棒
左フロントの見切り
Aピラーの根元が若干分厚く感じ、ミラー周辺のつくりの影響でちょっと死角がある
ベンツ小型車ばかりのCMになってしまった。車種を広げ過ぎて、高級車を売るき気がなくなっているようだ、世間のダウンサウジングいち早く挑んだが展開できないEクラス以上が全く売れないといいほどだ。次第に取り残されたメーカーに成りかかっている。下取りが安いし値引きも大きい
もうベンツを乗ってますてきな時代は終わったかもしてないBクラスがヒットすれば。
- デザイン
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- 走行性能
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- 燃費
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