マツダCX-3のホイール交換を考えています。 標準のホイールは リム幅：6-1/2J オフセット：50 mm ですが、 リム幅：7J オフセット：38 mm

Question

のホイールに変更したらはみ出しますか？

補足

サイズは16インチです。

Answer 1

希望のホイールを装着すると
ホイール外側は18.35㎜外側に出てきます。その程度ならはみ出しません。

質問者からのお礼コメント

丁寧に説明いただき大変参考になりました。
教えていただいた情報をもとにいろいろ調べましたが、自分だけではなく家族も運転するため、このホイールは諦めることにしました。
ありがとうございました。

Answer 2

ホイールを外側に出っ張らすことを「ツラ出し」といい、フェンダーぎりぎりまでツラ出しした状態を「ツライチ」と呼んだりします。

CX-3の場合、純正の「16×6.5+50」を基準にフロント約20mm、リア約25mmツラ出しした状態が、車検対応のツライチ付近になります(注:ノーマル車高)。

質問者様の候補の「16×7.0+38」は、純正の「16×6.5+50」に対して18.35mmのツラ出しですのでフェンダーからハミ出すことはありませんのでご安心ください。以下、カッコ内かツラ出しスペックになります。

純正1：16×6.5+50 (基準±0mm)
純正2：18×7.0+50 (+6.35mm)
候 補：16×7.0+38 (+18.35mm)

但し、質問者様の候補のホイールのスペックについては別の注意点があります。

■ スクラブ半径（キングピンオフセット）

純正サイズの「16×6.5+50」のインセット「+50mm」というのは、リム幅の中心位置から50mm外側にハブ取付面があるという意味です。例えば、インセットを5mm少なくして「16×6.5+45」とするとホイール全体が5mm外側に移動し5mmのツラ出しとなります。5mmのスペーサーを挟んでも同じですね。しかし、このインセットを大幅に縮小すると、特にステアリング機構のある前輪のサスペンションには大きな負担になります。理由はタイヤ接地面のステアリングの回転軸が内側にずれる（スクラブ半径が狂う）ため、サスペンションが設計通りに機能しにくくなるのです。結果、ワダチにハンドルがとられやすくなる、段差でステアリングのキックバックが大きくなる、アライメントが狂いやすくなるなどの症状が表れます。最悪の場合はブレーキ性能にまで影響を及ぼします。CX-3はインセット50mmですが、マツダに限らず最近の車種はこのように大きな値のインセットが多くなりました。その方がサスペンションの剛性を高めやすいからです。車種により異なるのですが、インセットは概ね純正値より10mm以内の縮小に留めるのが賢明です。質問者様の候補のインセット38mmは、12mm縮小ですので、履けないわけではないですが、フロントサスペンションの負荷は高まると思われます。皆さん、あまりご存じなく大幅なインセット縮小でツラ出しされている事例もネット上に出ているので、情報の選択にはご注意ください。

■ 正規のツラ出し

正規のツラ出しの場合は、インセットはあまり変えずにリム幅を拡大してツラ出しをします。ご参考ですが、18mm前後のツラ出しする場合、例えば以下のようなスペックが推奨されます。

純 正：6.5+50(基準±0mm)
参考1：7.5+45(+18.7mm)
参考2：8.0+50(+19.05mm)

長くなり失礼いたしました。ご不明な点がございましたら、追加でご質問いただけましたら幸いです。