試乗しましたが・・・ 買わない
8人乗りミニバンをかみさんが検討したいということで試乗してきました。
結論から言えば、運動性能はミニバンとしては標準以
2009.5.18
- 総評
- 試乗しましたが・・・ 買わない
8人乗りミニバンをかみさんが検討したいということで試乗してきました。
結論から言えば、運動性能はミニバンとしては標準以上。運転の楽しさもなかなか。
しかし使い勝手は「最低ビアンテ」ですね。(試乗なので燃費はわかりません)
はっきり言って、あのボディーを持ちながら、使えないシートアレンジのおかげでミニバンとしての魅力を完全にスポイルしてますね。
現在の販売台数がそれを物語っているのではないでしょうか?
そのほかにもメーカーとしてちょっとなあ・・・。というメーカーオプションの抱き合わせ販売、エンジン、トランスミッションなど本当に売る気があるの?という疑問がわいてしまう車です。
私はマツダ車好きで実際何台かマツダ車を乗ってきましたが、この車を乗って、よく見てみて、はっきりいって失望しました。
メーカーとして本当に売れてほしいのならもっと力を入れてほしいですね。
使えるまともなミニバンに変わるならもっと売れることと思いますし私も購入する対象にしたいと思います。
- 満足している点
- 広さだけ言えば、確かに広い車内。
ミニバンとしては、ハンドリングがよくまあ楽しく走れる。(でも速くはない)
ほかにない外見(これは好き嫌いが分かれるが、ほかにはないということで長所にした。しかし短所にもなる)
正直、このくらいしか長所は見当たらない。
- 不満な点
- 乗り心地がよいとメーカーがいっている3列目シートが実際そんなに良くない。そしてその乗り心地のよさという理由の元に、収納もできずフル乗車時以外邪魔にしかならない3列目シート。
スライド長だけやたら長くに途中で止めることができない2列目シート。
この二つのおかげであの広大なボディーの広さを持ってはいるが、つみたいときに荷物がつめない、無駄が多すぎるシートアレンジ。(自転車1台すらつめない 普段使わなくても、年に数回の使いたいときに使えなければどうしようもない。よっぽどボディの小さいツーリングワゴンのほうが使える)
特にすべてのシートを前方に追いやって2名乗車のときの荷室の狭さは特筆もの。シートの上部がすべて無駄なスペースになり、床面が使える荷室の部分は、あのボディーの広さがあってもなんと1072mmの奥行きしか取れません。(メーカーは奥行き1072mmの広大な荷室といってますがとんでもない話です。2名乗車なら旧型デミオ、旧々型デミオのほうがよっぽど広い荷室が取れます)
なぜか2300がハイオク。
プレマシーベースといってもあまりに安直だと思います。
MPVに2300レギュラー仕様もあるし、アテンザに2500レギュラー仕様もあります。
なぜこれを載せないのかよくわかりません。
トランスミッション。
CVTを持っているのになぜ搭載しないのかよくわかりません。
走り云々とか理由をつけてますが、いまはCVTでも十分走りを楽しめます。それより、燃費の問題は大きくCVTだとATと比較し1km/Lは燃費が上ですのでそれを理由に敬遠されていることもメーカーは認めて対応するべきじゃないですかね?
前出した、ATを使うのは走り云々が理由というのも、単純にコストを下げる理由を隠したいだけのこじつけの理由にしか思えないのは私だけでしょうか?
抱き合わせのメーカーオプション。
はっきり言って顧客を馬鹿にしているとしか思えないものもありますね。
ぜんぜん脈絡のない抱き合わせオプションでいらないものまで高い金だして買わなくてはいけないんですから。
それが理由で購入しない顧客も結構いると言うことも聞いたことがあります。(ビアンテに限らず)
メーカーはそうした現状を受け止めなくてはいけないのではないかと思いますが・・・。
メーカーはミニバンを検討する顧客がミニバンに何を求めているかわかってないとしか思えません。
マイナーチェンジでいい方向に変わってほしいですね。
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