マツダ アクセラセダン 「慣らしも済んで」のユーザーレビュー

慣らしも済んで

2017.6.4

総評

足回りが妙に硬くて、大きな振動はうまく逃がすのに細かな路面の荒れをダイレクトに伝えてくるのを除けば、走りに直接関係した部分は文句の付け所がない。
反面、関係ない部分ほど露骨にコストダウンされて安っぽいのが残念。

満足している点

首から下の質感は申し分なし。レーダークルーズもとても賢い。

不満な点

首から上、特に天井の内張がとにかく安っぽい。サンバイザーを畳む音と感触に至っては10年昔の軽自動車にも劣る。
ボディの端がどこにあるか目視で全く判らず、ギリギリの場所での駐車はセンサーと勘に頼らざるを得ない。

デザイン

-

走行性能

-

分厚いトルクはATではとても使いきれない。大して踏まなくても、高速道路の合流も追い越し加速も、峠道さえ難なくこなす。パワーは麻薬とはよく言った。

乗り心地

-

全体的にソフトに仕上げたかったように見える。その割に細かな振動をよく言えば丁寧に拾ってくるのがいただけない。
車内騒音は、AT任せの巡航速度以下ならロードノイズぐらいしか入ってこない。2000rpm以上になればさすがにエンジンノイズも聞こえては来るものの、およそディーゼルらしさは感じられない。

積載性

-

セダンでも後席を倒せば外見以上に広大な荷室までフラット。車中泊も特別なマット要らずで足を伸ばせて安心。

燃費

-

リッターあたりこれまでの倍以上走って燃料代は7-8割程度なら、何の不満があるだろう?

価格

-

故障経験