FFベースの4WDとそうでない4WDの走行性の違いを教えてください。 また、それぞれどのような車種が該当するのでしょうか？

Answer 1

基本的に基本となる駆動方式と同じ走行性の違いが表れます

要するにFFならば限界域ではアンダーステア傾向、一方FRならば限界域ではアンダーステア傾向を示します
しかし、2WDと比較すると4WDは曲がりにくくなります
ベース車の傾向＋曲がりにくいという動きが一般的です

多くの乗用車はFFシャシーを採用していますので、街中で見かける乗用車の4WDは2WDベースのものとなります
軽自動車からコンパクトカー、SUVやランエボ、WRXといったスポーツモデルもここに当てはまります

FRベースのものとなると、GT-RやフェラーリF.Fが当てはまります
また、ランクルやパジェロ、ジープラングラーやレンジローバーなどといった本格クロカン4WDといった悪路に特化したSUVはFRシャシーをベースとしています

MRは次期NSXやランボルギーニアヴェンタドール、ブガッティヴェイロンなどスーパーカーといわれるような車種に採用されています

しかし、技術の進歩により、「4WD＝曲がらない」ということはなくなりました
例えばランエボならばAYCなどの電子デバイスの登場により、FFベースでアンダーが出やすいのにアクセルを踏めば踏むほどノーズが回り込むような走りをします
また、FRベースのGT-RはアテーサET-Sを採用し、旋回時にはFRに近い駆動配分にし、FRの旋回性能と4WDのトラクションの良さを両立しています

さらに乗用モデルになれば燃費性能の向上のための制御を行い、4WDと2WDを車両が路面状況に合わせて変化させています

Answer 2

メイン駆動からの配分です。
FFなら、フロント60：40とか・・・エボ、インプが代表的。
FR・MR・RRなら、フロント30：70とか・・・GTR、ポルシェ、アウディetc

Answer 3

FFベースの4WD
ランエボやその他多数(ほとんどこれ)

FRベースの4WD
GT-R

MRベースの4WD
ランボルギーニ・アヴェンタドール、ウラカン、ムルシエラゴ、ガヤルド、次期NSXなどなど。