いすゞ 117クーペ のみんなの質問

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いすゞ117クーペといえばイタリアのジウジアーロがデザインしたことで有名な車ですが、どのような車だったのですか?

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1977年12月にマイナーチェンジが行われ、ヘッドランプが規格型の角形4灯に変更され、小型のチンスポイラーが装着される。また、前後バンパーはラバーで被われ、各部ガーニッシュがブラックアウトされた。内装もプラスチック成型物を多用し、後席用の灰皿が廃止されるなど一段とコストダウンが図られる。このマイナーチェンジの際、カタログ落ちしていたXGが減衰力可変ダンパー、リアディスクブレーキ、LSDを装備する117クーペのスポーティーモデルとの位置づけで復活した。

1978年11月に自動車排出ガス規制による出力低下を補う目的で、エンジン排気量を2.0Lに拡大、以後「53年規制適合」モデルは「スターシリーズ」と名乗った。実際の排気量はシリンダーブロック肉厚の限界である1,949ccで、シリンダーブロックやクランクシャフトの新規製作を伴うストロークアップはかなわなかった。

さらに1979年12月に、ファスターなどで実績のある2.2L(2,230cc)のC223型OHVディーゼルエンジンを搭載したXDが、カタログモデルとして投入された。

従来117クーペは、各グレード間の序列が厳然と存在するモデルであったが、1978年に比較的冷遇されていたシングルキャブレターSOHC車に、最上位機種としてXT-Lが加わる。これは最高級車であるXEのSOHC版と言えるものであったが、以後のハイフンLのモデルは特別仕様(Luxury = ラグジュアリー、ただしXE-LはLimited editionの略)をあらわすモデルという位置付けとなり、特別限定車として内装レベルを引き上げたXD-L、XC-L、XE-L、ジウジアーロカスタムが相次いで登場する。

1981年に後継車としてピアッツァが登場したことで、生産終了となった。

質問者からのお礼コメント

2021.10.24 14:12

ありがとうございました。

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