SuperGTのGT500車両についてなのですが

Question

GT500には2021年現在スープラ・NSX・GT-Rの3車種参戦していると思うのですが、ドアノブとエンブレム以外に市販車との共通点はないといわれている状況で、いったい何をもって「車種」を判断すればよいのでしょうか？

もはや中身がプロトタイプレーシングカーともなってきた今、市販車ツーリングカーが走るレースという元の部分から離れてしまっているのではないかと思ってしまいます。

しかしそうならないというこは、その車がツーリングカーレースであるSuperGtにおいて、NSXであればNSXであるとたらしめる基準、があるということだと思いますので、どういったところにあるのか、似たシャシーをのせればそういってよいのか、ご教授をいただけますと幸いです。

補足

やはり「言い張ってる」という状況なんでかね。 皆様のおかげで長年のモヤモヤがすっきりしました。 しかし、そうなると「プロト１」などのネームで市販車完全無視のシャシーでもよさそうですが、レギュレーションが市販車と言い張るのは、各車種オーナーや市販車レースのファンが離れないようにする興行的な理由によるものに起因してしまうんですかね？ 紫電などがレギュレーション変更で引退となりましたが、すべてのマシンがプロトタイプカーのレースだった場合、SuperGTの人気が今ほどなくなってしまうことを懸念しているからそうできないのでしょうか？

Answer 1

＞市販車ツーリングカーが走るレースという元の部分から離れてしまっているのではないかと思ってしまいます。

これは結局見る側のマインドの問題かと思います、これ以上いじったら元の車両じゃない、という基準は人それぞれ、安全装備以外はノーマルでないと、という人もいるでしょうし、GT500でも問題ないという人もいるでしょう。

車種名のつながりを実車両のどこに見るか、それは観客が基準化する意味はないです、メーカーがそう呼べばそう、市販車と同じ符号でメーカーが呼称している、メーカーが自分たちが作った車を何と呼ぼうと勝手ですし。
それだけです。

NASCARには「トヨタカムリ」が参戦してますが、中身はバギーカーのようにパイプで組んだフレームでV8エンジンを縦置きしたFRレーサーです、市販のFFハイブリッドとは全く別物です、ドアノブもエンブレムも共通ではないです。

GT500のNSXは2リットルの直4純レーシングターボエンジンを、フロントに積んだFRです。ホンダはこれを「NSX」という符号で呼んでるだけですよ。

質問者からのお礼コメント

皆様お回答ありがとうございました。
GT500はプロトカーだと思ってみてれば最初からモヤモヤしないで済みそうです。

マザーシャシーのマシンが他のエントラントからの風当たりがきついと土屋監督が言われていたのは、市販車ベースではなくなるという自由度からくるものがあるのでしょうかね。
もしかするとGT300車両ですらこの先じりじりと中身が完全なるプロトタイプへと変わってしまうのかもしれませんね。

Answer 2

見 た 目 です。

Answer 3

>似たシャシーをのせればそういってよいのか
その通りです。
ボンネットからウィンドウ、ルーフからリアへのデザインが、
オリジナルの形状に近ければ良いのです。
https://www.honda.co.jp/SuperGT/spcontents2016/deep-learning/vol2.html
https://www.as-web.jp/supergt/533904/attachment/0123-24
そのサイズも、拡大縮小のスケーリングによって共通モノコックに収まるようにしているので、
本来は二回り以上小さいGRスープラとGT-Rが同じ寸法になっているくらい。

>市販車ツーリングカーが走るレースという元の部分から離れてしまっているのではないかと思ってしまいます。
そんなのはずいぶん過去の話。
今はそれはGT300に残すのみです。

Answer 4

基準はない