NSXのクーペ「ベースグレード」5速とタイプRって何がちがうのですか？

Answer 1

簡単に言うと、ＮＳＸのスポーツ性能を
誰が乗っても壊れないレベル範囲で最大限にスポーツ性能特化させたのが
ＮＳＸ－Ｒです。
逆に通勤からスポーツ走行まで快適かつオールマイティーに乗れるのが
ベースグレードになります。

ＮＳＸ-Rのスポーツ特化は、走ること以外に必要のない快適装備排除や
素材＆パーツの専用設計による軽量化といった引き算による軽量化が
大きいです。
乗ってすぐ気がつく部分としては、ＮＳＸ－Ｒはドアミラーも完全手動ですし
集中ドアロックもありません。
後から、部品流用すれば、大概の車はこういった装備って流用で装備を
着けられるのですが、この車は、純正配線もNSX－R専用設計で
流用もできません。

走行ノイズを遮断する遮音材もついてませんし、ラジエーターファンについては
普通の車なら当たり前にアイドリング時や低速時は、ＬＯＷ回転になって回転を
抑えて静かになるのですが、ＮＳＸ－Ｒは、そんな切り替えすらありません。
常に臨戦体制状態で、ラジエーターガンガン冷やすぜ！と言わんばかりの
全開HIGHモードです（笑）
シートもフルバケットシートでリクライニングは一切しませんし、
NA1のNSX-Rについては、助手席なんて不要と言わんばかりに、
シートのスライド機構もなく固定です（笑）
さらに、エアコン、オーディオも全て標準装備ではなくオプションだったりします＾＾；

その他にも上げる気になればいろいろありますが、
NSX-Rは、本当にサーキットやスポーツドライビング趣味で
車の動き一つ一つの精度に細かく拘るとか、
NSX大好きドM人間でもないと、街乗り目的だけでは
セカンドカーとしてさえも乗る機会が無いと思います。

そのため、見た目もほぼ同じだし、値段的にもNSX-Rは、
ベースグレードの上級グレードっぽく見えてしまいがちですが、
全く方向性の違う別の車と思ってもらって良いとおもいますよ。

ただ、そういった快適装備なんかを全て削ってまで
本気でつくった車だけあって、NSX-Rの走りは、速さというだけでなく
本当に職人のような繊細で精度の高い走りを
してくれます。これは、普通の人でも乗ってみなければ
すぐわかる話なのですが、逆に乗ってみないとわからないと思いますよ。

価値があると思う人には、この車の替えはないと思ってしまうほど
価値がある車ですし、逆に普通に乗るならベースグレードの方が
全然、高級スポーツカーで乗り易く快適ですよ。

参考になれば幸いです。

Answer 2

ノーマルに比べレスポンスの高いエンジン、ローギヤード化されたクロスミッション、強化スポーツサスペンション、ダンパー、ＬＳＤ、軽量ホイール、専用カーボンシートなどロードカーというよりサーキットを意識した造りになっているのがTypeRです。第二世代TypeRでは更に専用リアスポイラーやボンネットなど空力面にも手が加えられています。

Answer 3

タイプＲという名のとおりインテグラやシビックに設定されたものと同じように専用のチューニングを施されたエンジン、足回りのセッティングを持った特別なグレードです。ホーンボタンで１５０００円するお化けな車です。。。