ショパンコンクールは、なぜヤマハとカワイが採用されているのでしょうか？

Question

ピアノでは、他にもスタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインのような
高級メーカーがありますが、

ショパンコンクールでは、スタインウェイ・アンド・サンズ、ヤマハ、カワイ、ファツィオリ
の４社が公式ピアノとして採用されていると聞きます。

なぜ、世界権威のピアノコンクールであえて、河合とヤマハという国産メーカーが使用されているのでしょうか？

日本では、河合、ヤマハはアップライトの量産メーカーという印象が強く、
高級グランドというイメージがあまりありません。
もちろん、河合、ヤマハも最上位の１０００万を超えるフルスケールグランドが販売されていることは知っています。

なんだかんだで、ピアノはブランド信奉みたいなもので、
スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインがやたら持ちあげられている感もありますし、
テレビ局やホールではスタンウェイばかり採用されていて、
スタンウェイのロゴさえ銘打っていれば安心できるみたいな、
感じもありますし、日本では、ヤマハ、河合のピアノってさほど好印象が無いところもありそうですが、

車でいえば、フェラーリやポルシェを差し置いて、トヨタとホンダが
コンテストで採用されている風にも思えます。
なぜ、ショパンでは国産２者が採用されているのでしょうか？

実は、本質的には、河合やヤマハのグランドは、
スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインを打ち負かすだけのクオリティーがあるのでしょうか？

また、河合やヤマハのピアノは４０万～くらいからあり、廉価な存在ですが、
これが輸出されると、関税などがかかって、諸外国では高級ピアノ扱いだったりするのでしょうか？

Answer 1

これを言うと怒られそうですが、弾き心地で言うならば最新のスタインウェイ、ヤマハ、どちらもコンサートグランドならば、大差ありません。

まともに弾かれていないスタインウェイより、良く弾かれたYAMAHAのほうが良いこともあります。

1970年代のハンブルク、1950年代のニューヨークあたりの製造は、天に抜けるほどの良い音がするスタインウェイの当たり弾が多いですが。

Answer 2

それはいろいろあるのでしょう。コンテストに出るトップの人たちよりも、一般の方の買うピアノの方で商売するわけですから。

Answer 3

リヒテルはYAMAHAのピアノで平気でコンサートをひらいていました
(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=6Vje9nT2kGg&feature=youtube_gdata_player

Answer 4

各社のフルコンサートピアノを実際に弾いてみると分かります。
カワイはショパンの演奏には、その美しい音色が合致します。
ヤマハの音色はスタインウェイと遜色ありません。
むしろアクションは勝っているかも。
スタインウェイなどは，高級品と普及品のブランド名を分けています（ボストンやエセックスなど）が，ヤマハ，カワイは分けずに使っています。
要するにブランド戦略の違いで，それだけのことです。
トヨタも高級車はレクサスのブランドを使っていますが，ヤマハ，カワイはそれをやらないわけですね。
お金を掛ければ，今は大メーカーであればどのメーカーも素晴らしいピアノを作ることができる時代になりました。
ヤマハ，カワイの普及品については海外では練習用として重宝されています。
アクションなどは，ヨーロッパの手作りピアノよりも耐久性があるので，練習用としては最適なのです。
なお，耳のいい人はブランドにはこだわりません。
マイナーメーカーにも素晴らしい音色のピアノは幾つもあります。
ただ，コンクールに提供するほどの資金力はありませんので，ショパンコンクールでお目にかかることはありません。

Answer 5

スポンサーとしてヤマハとカワイは欠かせないというのは勿論ありますが、ピアノとしても一流です。普段我々が目にするＹＫの普及版とスタインウェイを比較してはいけません。スタインウェイにも廉価版のボストンとエセックスというのがあるように、ＹＫでもコンクールで使われるフルコンは別物です。F1で言えば今は低迷してますが、かつてのホンダがセナとチャンピオンを獲ったマシンのようなものです。
ただし音楽界にはどろどろした争いもあるので、出場者がヤマハを弾きたいと思っても、スタインウェイからプレッシャーがかかったりもします。2010年のショパンコンクールでは優勝者がヤマハを弾きましたが、その後メジャーレーベルからのデビューはありません。一方2位の人はスタインウェイでしたが、コンクール直後にグラモフォンデビューしています。また1993年のヴァンクライバーンでは優勝者はカワイを使ったのですが、さすがにスタインウェイのホームグラウンドであるアメリカでの優勝は”ヤリ過ぎ”とみなされたのか、それ以降カワイは出入り禁止になっています。
ピアノの価格についてですが、ヤマハのC3Xは220万円ですが、アメリカではその倍以上の54000ドルしています。スタインウェイのMが6万ドルぐらいですから為替レートにもよりますがほぼ同じレベルです。面白いのは日本で1000万円するヤマハの上位機種であるCF4はアメリカで10万ドルと余り違いがありません。
ちなみにスタインウェイの特許はすべて期限が切れていますので、同じものを造ろうと思えばそれも可能なはずです。

Answer 6

そりゃスポンサーが欲しいからですよ

ヤマハ、カワイにスポンサーになってもらうと
音楽活動がしやすいから

どの楽器を使うミュージシャンもやってることよ

ショパンコンクール位有名なコンクールになると仕方ないです

上位種ならヤマハもカワイも十分素晴らしいピアノを用意してきます

さすが日本メーカーよね。と思うけど

勿論本音はスタインウェイが大多数でしょう

Answer 7

御想像にお任せします。

あなたが一番知ってるじゃないですか？？

ベーゼンはヤマ〇が身売り引き受けましたのでベーゼンはかわいそ・・

ファツイオリはまだまだですね・・

ベヒシュタインは戦略が下手・・

ヤマ〇とカワ〇は上手いですね・・・・

ショパコン 選定ピアノに膨大なお金掛けてますね・・・・

スタインウェイ１００以上の特許開放すればもっと良いピアノ生まれるのですがね？