ホンダのインサイトってどうして、あんまり人気がないんですか？

Answer 1

プリウスは、電機をガソリンで補うコンセプトですが、
インサイトはガソリンを電機で補うコンセプトだからでしょう。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。

Answer 2

インサイトが売れないのは世界的な話であって、日本ではまだ売れているほうだと思います。

アメリカではトヨタは急加速問題などでバッシングを受け、かつ、日本のように安売りはしていないにも関わらず、プリウスとインサイトの販売台数には大きな差がついています。

そもそもハイブリッド車は、ある程度生活水準が高い国々で発売されています。
このような国々の人々にとっては、安かろう悪かろうという考えはなかなか受け入れ難いものがあると思います。
エンジンが止まるとエアコンが停止したり、後部席の狭さ、安全装置の省略など、言ってみればないない尽くしで安いだけの車、それがインサイトです。

まぁでも自社開発し、初代インサイトよりは実用的になったことは評価するべきだと思います。今後に期待したいですね。

Answer 3

同じようなデザインで少し大きくて且つ燃費もインサイトよりは良いプリウスが、ほんの数十万足せば買えるからであろう。
日本人は、値段が安いだけでは普通車を買わない(軽自動車や安いコンパクトカーは別だろうけど)。値段的には200万位以上になると特に内容をよく吟味するようだ。
個人的にも、インサイトは悪くないけどコストダウンの弊害があちこちに垣間見えて安っぽく感じてしまう。プリウスは決して高級車等ではないが、インサイトよりは良い車に感じる。

Answer 4

次から次へと興味が沸く電気自動車が誕生したからではないでしょうか？

Answer 5

●販売台数は？
昨年度の販売台数（日本）は以下の通りです。

インサイト ＝ 29,198台
プリウス ＝ 283,332台

つまり，インサイトはプリウスの10.3%しか売れていないことになります。これは同じジャンルのハイブリッド車として，非常に大きな差といえます。

●売れ筋は？
いくつかのグレードがありますが，だいたい下記が売れ筋です。

インサイト ＝ 207万円 （1.3L） カタログ燃費＝30.0km/L 実燃費＝18.83km/L
プリウス ＝ 220～245万円 （1.8S，1.8G） カタログ燃費＝35.5km/L 実燃費＝19.99km/L

ここで実燃費は，e燃費のデータです。これから次のことがわかります。

・カタログ燃費は15%くらい違う
・実燃費の差は，6%くらい
・価格は10%くらい違う

インサイトは安いハイブリッドシステムなのに，なかなか実燃費はがんばっているといえます

●どうして販売量1/10になるのか？
下記の4つが原因です。

(1) ブランド力
プリウスとインサイトは同じくらいのクラスですが，プリウスが「本物のハイブリッド」というイメージを確立しているのに対し，インサイトは「いんちきハイブリッド（ホンダの方のお話）」と言われています。つまりハイブリッド車としてのブランド力が違います

(2) トヨタの意地
トヨタは，欧州のプレミアムカーのようなブランド力をつけたいとレクサスブランドを立ち上げました。韓国や中国のような安い車づくりでは，先がないと考え，高く売れるブランドを構築したいのです。しかしドイツ車のような「歴史」がありません。このため他社でまねできない技術としてハイブリッド技術に注力しているのです。
ハイブリッド技術での燃費改善代はだいたい50％です。しかしこれではインパクトが弱いと考え，燃費2倍，つまり改善代100%を謳っています。しかし本来のハイブリッド技術だけでは到達できません。このため低抵抗車体，排気熱回収，EGRクーラ，電動ウォータポンプ，低燃費タイヤなど，いろいろな技術を組み合わせて燃費2倍にしているわけです。
一方，インサイトはできるだけ安い技術で，実燃費を改善しようとしています。プリウスのモータ出力60kWに対し，インサイトはわずか10kWのモータです。先ほどの燃費改善技術やハイブリッド技術の差から考えれば，100万円くらいの差があってもよいのですが，それを10%くらいの価格差に抑えているのは，トヨタの意地です。
つまり消費者は，プリウスという格別に安いハイブリッド車が購入できるのです。

(3) 日本人特質
有名なブランド品を持ち歩くのは日本人の特徴です。欧米人で，ヴィトンのバッグを持ち歩くのは，本当のお金持ちだけです。つまり自分で荷物を持ち歩かないような方の持ち物です。欧米人は他人と同じものを身につけたり持つのを嫌がります。
一方，日本人は「中流意識」が強く，他人と同じものを持ちたがる特質があります。つまりプリウスを買っておけば，安心がえられるのです。

(4) ハイブリッド車としての機能差
実際に試乗するとわかりますが，インサイトはガソリン車の改良版という感じですが，プリウスはあきらかに別のクルマという感じです。例えば下記の3点は誰でもわかります。

・加速性 … モータが6倍も違いますので，モータによるアシスト力がまったく違います
・EV走行 … インサイトもほんの少しできますが，プリウスなら夜のマンション駐車場でも気兼ねなく使えます
・アイドルストップ … インサイトでエアコンを使うときは必ずエンジンが稼働します

●プリウスの「意地」はどこで取り戻しているのか？
プリウスは，最良燃費をインサイト並みの価格で出すために相当無理をしています。このためプリウスの兄弟車をつくり，ここに燃費装備をあまり装着しないで，プライスを上げることで，プリウスの損失を取り戻しています。たとえばレクサスのCT200h，HS，そしてトヨタのSAIはこうしたクルマです。

●インサイトの方式はどうなるのか？
ホンダでは安いハイブリッド技術を普及させ，すべてのガソリン車をハイブリッド車に置き換えようと考えています。しかしフィットハイブリッドとフィットを比較すると，ガソリン単価145円，年間1万キロ走行で，元を取るには，5.1年かかります。これではハイブリッド普及はむずかしそうです。そこでさらにプライス差を小さくする作戦でいくでしょう。
一方，アコードクラスでは，現在のハイブリッド方式では燃費改善効果がほとんどないので，トヨタのような2モータ方式(動力分割機構は日産ティーノハイブリッドに似た方式に）になります。
しかし日産フーガハイブリッドでは，1モータ（50kW）でクラウン・ハイブリッドより燃費が良いので，2モータ方式にするのは，コストがあがるばかりであまり意味がありません。
ホンダのハイブリッド方式は，コストと燃費効果の最適方式探しで，まだまだ変遷していきそうです。

簡単ですが，ご参考になれば幸いです。

Answer 6

ぼくが対象から外した理由は、MTがないからです。
CRZならハイブリッドで、MTがありますよね。
でも、2人しか乗れないから不便でしょう？
結局フィットにしました。

Answer 7

日本人の頭の中でではハイブリッドって一つなんでしょうね、
だから購入する時にプリウスになっちゃうんだと思いますよ、
極端な話しホンダよりトヨタの方が販売チャンネルが多いし
まだ日本にはトヨタ信仰が根強く残っているみたいだし、
その他もろもろでインサイトがプリウスより売れてないのでは
ないんですかね・・・・「これ建前です」

私は仕事でホンダ車の内装やその他部品関連を作って
おりますがホンダは・・・・・・です（悲）トヨタには勝てま・・・
「すいません、はっきり書けません」
内装の質感・使い勝手・購入後の維持・塗装の質・
ディーラーでの接客・アフターサービス・いろいろとひっくるめて
トヨタには・・・・・（悲）しかし一番はクルマ自体のスタイルが
決め手になってるみたいですよ。・・・「こっちが本音です」

Answer 8

ハイブリッド車を買おうという人達は、今盛んに言われている゛エコロジー゛よりも単純に燃費のいい車゛エコノミー゛ということで購入しています。まぁ゛結果エコロジー゛ですけど・・・

燃費ということを優先するならば、軽もしくはコンパクトカーで十分ということになるのですが、多くの人達は「ちっちゃい車は貧乏くさくていやだし、２０００ｃｃクラスで燃費のいいのが欲しい」って考えているんですね。プリウスはそういう人にとってピッタリの車なんです。

インサイトはプリウスと比較すると、どうしても車格という面で格下に見られているようです。トヨタは内装においてはそつなく作り上げる事に長けていますから、やはり高級感が感じられるのでしょう。
価格もそれ程大差が無いとなれば、やはりプリウスの勝ちということになってしまいますね。

メカニズムの違いは人気の差に殆ど影響されてないでしょう。ハイブリッドのメカニズムなんて解ってないでしょうから。

Answer 9

そうなんですか？
自販連によると、毎月大体トップテンには入ってるみたいですけどね。