ホンダ フリードスパイク 「5年乗って」のレビュー

sabo3 sabo3さん

ホンダ フリードスパイク

グレード:スパイク G・ジャストセレクション(CVT_1.5) 2010年式

乗車形式:マイカー

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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5年乗って

2015.5.21

総評
車に300万は無理という40代サラリーマン。小型スポーツタイプからファミリーカーへ。
ラフェスタ、プレマシー、シエンタと比較した(2010年当時)。贅沢装備はほぼオプションで相当高くなるため、一回り大きいプレマシーと最後まで迷ったが、最後は装備を諦め総支払額の低さで決めた。
プレマシーや他のホンダのミニバンが走りを一定程度アピールしているのに対し、あくまで日常の足、道具という感じ。走りの楽しさは全くない(名前と雰囲気は変わったが、概念は「モビリオ」である)。
広さ、質感、快適性ならセダンか大型ミニバン、価格なら軽、走りなら他の車、という全く特徴のない車ともいえるが、この価格で、スライドドアで、この室内空間で、大きな欠点がない、というのが最大の特徴である(スパイクは個性もあるが)。実際その意味でライバル車も少ない(儲からないのだろう)。
このままもう少しだけ、乗り心地か走りのどちらかでもよければ逆に完璧だったかもしれないが、この価格では土台無理だろう(世の中的にはアル・ヴェルの方がはるかに売れているのだから)。
満足している点
スライドドア。狭い駐車場や風の強い日など良さを実感した(前席にもほしいくらい)。子供がいる場合は特に有効だろう(今回選ぶ際のポイントだったが、この価格帯では車種が少ない)。
広々感。小型車からの乗り換えだが、かなりある(7人乗フリードでもライバル車よりある気がする)。
高さ。運転(視点)、車内での移動がラク。広々感にも影響は大きい。普通のミニバンよりは低く、乗り降り、洗車、雪下ろしで多少ラクかもしれない(背の低い人には同じか)。機械式駐車場はダメだが。
価格。当時は発売直後だったが、自動スライドドアやナビ、エアロなどは付けなかったので、価格そのものは低く抑えられた。細かいオプションと諸経費込みで200万以下。セレナ等のクラスとの価格差はやはりそれなりにある(当然装備により価格帯は重なるし、当時と今では違うだろうが)。
大きさ的に小型車とミニバンの中間で、広いとも安いとも燃費がいいとも言えないが、「ミニバンとしては小さい」ことがウリであり、取り回しのラクさなどその意味での利点は充分感じる。
不満な点
Aピラーが視界を若干妨げる。可能な限り運転位置を調整してみたがダメだった。(個人の体格の問題かもしれない)。そもそも私のグレードでシートの高さ調節とテレスコピックがなく、運転位置の調整範囲が限られることもあるかもしれない(グレードの選び方の問題だが、設定に不満はある)。
前席のヘッドレストが前傾していて違和感がある(個人の体格の問題かもしれない)。
運転席のヒザ周りが狭い(個人の体格の問題かもしれない)。
運転席周りの収納が少ない。
ダッシュボードの上が平らでスペースがあるのに、手前側に傾斜していて物が置きづらい。
燃料計の表示。少なくなってから急に減るのが早くなる印象がある。
小型車からの乗り換えだが、高さが相当ある(171cm)ので雪下ろしはそれなりに大変になった。背の低い人は覚悟が必要かもしれない(車の問題ではないが、ミニバンの大きなデメリットではある)。
デザイン

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走行性能

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パワー感、操作性、扱いやすさは、普通に乗るには全く問題なし。高速道路、峠道も結構乗っているが何も感じたことはない(2名乗車時)。ただ電動パワステは、微妙な操作のところで若干違和感がある。
CVTは初経験。よく言われるエンジン回転と加速との大きな違和感は感じないが、アクセルを一定にしているつもりでも速度を一定に保ちづらいと感じる(電子制御スロットルのせいかもしれない)。
カーブや交差点など、Aピラーが視界の邪魔に感じる。おそらく今までの車よりAピラーが前方から斜めに長く伸びているため。買ってしばらく乗ってわかった(試乗では気づきづらいかもしれない)。
個人的にはスポーツタイプからの乗り換えで、ハンドルが軽すぎる、タイヤの感覚が全く伝わってこない、荷重変化に対する車の動きが全く伝わってこない、という感想(車の選び方の問題で車の問題ではないが、この先何年も我慢するのはやはり少し悲しい。結果的にこういう選択となった人には、アフターパーツがあるのは救い。この点は幸運というか、そこそこ人気車種である利点だろう)。
乗り心地

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乗り心地は硬め。後席は段差などで結構突き上げ感がある。後席はあまり乗らないのでしばらく後でわかった。検索によれば、ミニバンとはこういうものらしい。同乗者は特に気にならないとのこと。
カーブでは、ロールの大きさは特に感じないが、後席はホールド感がないので少し落ち着かない。
静粛性、振動は問題なし。スポーツタイプからの乗り換えで客観的に判断しづらいが、最初は静かさに驚いた。今は慣れたせいか(タイヤの摩耗か)ロードノイズが気になる。エンジン音は変わらず静か。
後席の居住性は文句なし。高さはもちろんヒザ元も充分余裕がある(スパイクの利点だろう)。
シートは張りが強くスベスベで、手触りはいいがホールド感がない。スパイク的に丈夫さ重視か。
内装はかなりプラスチックな感じだが、荷室などむしろ道具感が出てスパイクらしい。
インパネ周りのデザインは、個性的で広々感があるが、収納が少ないなど実用性は疑問。
全体的には、小型車レベルの質感とミニバン的な硬さ、というところか。
積載性

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積載性はスパイクの最大のウリだが、5人乗り状態では荷室の奥行きは中型セダン以下。長さと幅はやはり小型車。が、高さは相当ある。容量的には1週間の旅行荷物4、5人分、というところか。人数とその荷物のバランスという意味では中型セダンと同等。充分だが大量の荷物という訳にはいかない。また積み上げることになるので、セダンのように床面積が広いほうが使いやすい場合もあるかもしれない。
一方、リヤシートを倒せば広大な一つの空間ができる。またそもそも3列目シートがないことによる床の平らさ、隙間の少なさは他車にはないところだろう(泥の入り込みなどにあまり気を使わなくていい)。
よく言われる車中泊については、標準的な身長であれば完全に足を伸ばして寝られる。
ただ、大きな空間に大量の、あるいは自転車など不安定な大型の荷物を積む場合、ロープやネットなどでの固定を考える必要があることを実感した。そのためのフックやオプションパーツはある。
結局、リヤシートを倒したときに最大限のメリットがあるが、そうでなければ意外と普通、という感じ。
燃費

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燃費の自己満足度は、まあこんなもんか、という感じ。
街中のみで平均7、8km。長距離で平均17、18kmだが高速道路であまり飛ばすと15km以下。
ガソリンFF標準14インチタイヤ2名乗車時。
小型車からイメージするとよくはないが、大きさや重さを考慮すれば悪くはないと思う(車両1.3t、トルク13.5kg/4200rpm、多少重い、トルクは普通、空気抵抗は明らかに大きい)。
価格

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故障経験
購入後3年くらいから、デパートの駐車場など低速時に、断続的にジャー、ジャジャというかすかな音がする。エンジンルーム付近から聞こえるし、ブレーキを踏むときではないので、感覚ではCVTのような気がするが、案の定ディーラーでは改善せず。検索しても見当たらないので私の車だけかもしれない。
たまに指摘のある低速時のギクシャク感は、最近時々感じるようになった。信号待ちからの加速時2、3回カクンカクンとなる。エアコンはオフでもなったので関係なさそうだが、夏場になるような気もする。
ほとんど週末しか乗らないので走行距離は少ないし、自動スライドドアなどの装備を省いたのもあるが、5年間でこれ以外故障や不具合はなく、今の時代では優秀な方かもしれない(発売直後で不安はあったが、フリードとしては発売から数年経過していたのもあるだろう)。

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