無知も大概にしてくれ
・燃費に対する誤解
・・・e燃費を見て欲しい。現行プリウスと現行インサイトの燃費の差は2.0km/lに過ぎない。
フィットハイブ
2010.10.16
- 総評
- 無知も大概にしてくれ
・燃費に対する誤解
・・・e燃費を見て欲しい。現行プリウスと現行インサイトの燃費の差は2.0km/lに過ぎない。
フィットハイブリッドはまだ情報がないが、インサイトのハイブリッドシステムを元に改良が加えられており、インサイトより実用燃費が向上している。
実用燃費で考えれば、プリウスとの差なんて1リッターあたり1kmちょいしか差がでない。
で、フィットハイブリッドのほうが50万近く安いわけ。
で、製造時の環境負荷はプリウスのほうが3倍も高いわけ。
エコノミーで考えても、エコロジーで考えてもプリウスはないわなw
・アルミホイールに対する誤解
アルミホイールのほうが鉄製のホイールより軽いと思っている人が多いようだが、これはピンキリの世界。
すごく値段の高いアルミホイールには鉄製よりずっと軽いものもあるが、一般的に売られているアルミホイールは鉄製とそう変わらないか、若干重いものもあるくらい。
アルミホイールのほうがエコ?
アルミホイールのほうが製造時にずっと多くのエネルギーを消費するんだから、ほとんどの場合でNo。後付で値段の高いホイールをつけた場合のみYes。
プリウスのちゃちい標準アルミホイールなんて、エコでもなんでもないだろ。
・ドラムブレーキに対する誤解
同じサイズならディスクブレーキよりドラムブレーキのほうが制動力は高い。
連続してフルブレーキングとかすると熱もって制動力が急に落ちるから、スポーツカーではディスクブレーキが好まれるわけだが、ハイブリッドでそんな走りする馬鹿いないだろ?
だったら、ディスクブレーキより軽量で制動力の高いドラムブレーキのほうがハイブリッドカーには正解。
また、ホンダのハイブリッドは、エネルギー回生より制動を優先する。
狙ったように止まれる。
プリウスなんかはブレーキ踏んでいるのにエネルギー回生させてブレーキを作動させないなんてことを平気でやる。特にミューの低い路面ではコントロールできない。
プリウスの事故率の高さ、その結果の車両保険料率の高さも含めて考えれば、プリウスのブレーキのほうをよしとする人間がいること自体信じられないのだが。
- 満足している点
- 初めての実用的かつ燃費のいいハイブリッド・・・フィットの高いユーティリティを大きく損なうことなく、ハイブリッド化。
・よりコンフォート寄りの走りになっていること・・・ハイブリッド化による低速トルクの増加に伴って低い回転数で走行が可能。緻密なバッテリー搭載位置による重量適正化によって安定度増加。
ノーマルフィットのGと比較する向きが多いが、装備も違うし、スタビライザーが入っていたりボディが強化されていたりして乗り味からしてこっちのほうが上級。
減税も大きいし、リセールバリューもハイブリッドのほうが期待できる。
特に税金は、取得時もそうなのだが、民主党が数年後に改正をしようとしている部分も考慮すると
取得後もハイブリッドがより優位になる可能性が高い。
単純に燃費の差だけでは比較できない。
(もっとも、燃費も都会ほどエネルギー回生ができるハイブリッドが有利なわけだから、これも単純には言えないのだが)
個人的には、間違いなくハイブリッドを選択する。
価格差を満足度が十分上回るからだ。維持費で逆転できるかどうかなんてどうでもいい。
- 不満な点
- たしかに飛びつきづらい。
ヴィッツハイブリッドを見てから、というのもわかる。
もっとも、今年末に出てくるヴィッツは結局現行フィットより狭い。それはどうなのか。
個人的にはこちらも近くリリースされるというi-Stop付きのデミオと比較したい。こちらのほうが安い値段で実用燃費も差がないという噂だ。
ただ、いずれにしてもフィットより狭いのは確か。
この広さ、このユーティリティ、この燃費の車は他にないし、それは来年を待っても同じなわけで、だったらその辺りの条件が合うなら買ってしまっていい車だと思うけどね。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験