ホイールキャップですが、プリウスやホンダのハイブリッドなどの純正のホイールキャップは、空力を考慮しているらしいのですが、デザインが４輪とも同じです。

Question

例えば、フィット３ハイブリッドでは、「く」の字（ブーメラン）が５つ並んだようなデザイン（写真参照）で、回転方向があるように見えます。

走行時の空力を考えているなら、左右で対称になるデザイン（２種類が２つずつ）でないといけないと思うのですが。

Answer 1

形そのもので空気をどうこうというよりも、ディッシュ形状が空気を後ろに受け流しやすい形状であるということです。

これはアコード ハイブリッドを見てもわかりますが、比較的高価なアコード ハイブリッドの場合でもアルミホイールは左右同一で、ここからコストはあまり関係無いことがわかります。

そして、形そのもので空力を更に良くしようとすると、アコード プラグイン ハイブリッドのホイールキャップのようなえげつない形状になり、この場合は質問者さんの言うような左右対象の回転方向があるモノになります。

追記:例に挙げたアコード ハイブリッドのアルミホイールもディッシュ形状で空力にこだわったモノです。

そしてアコード プラグイン ハイブリッドはホイールキャップを装着していますが、ホイールは高価な鍛造です。
つまり軽さを求めてもなお、ホイールキャップの空力効果を必要としているというわけです。

ちなみにフィットの場合はアルミよりもスチールにホイールキャップの方が軽いです。
これは軽さも考慮したスチールホイールだからです。

質問者からのお礼コメント

具体例をあげての詳しい回答、ありがとうございます。

Answer 2

もとともらしく型代が嵩むと言う馬鹿げた怪答がありますが10万台分も作れば型の補修も必要になって来ますよ
プラスチックの型枠でも半永久的に使えると考えるのは間違いです
左右別々の型枠にすれば型の損傷度合いも半分で済みですから

キャップの裏側を見れば分かると思いますが
裏側には空力に特化する様な構造は見当たりません

Answer 3

回転方向別に製造するには型代が嵩みます。
空力で得られる効果は、他と比べて大きくないからコストをかけていないのだと思います。
そもそもホイールキャップにせず、アルミホイールにした方が軸下荷重を下げることができます。
デザインのために鐵チンホイールに装着するのがホイールキャップです。
空力以前にホイールキャップの重さが既にマイナス要因です。

(ta_ku_ta_ku2さんへ)

Answer 4

生産コストなどや部品点数を減らす等の理由があると思うんですが、確かにおっしゃる通りだと思います。

いい着眼点をお持ちですね。

Answer 5

確かに・・・でもローテーションする際に、タイヤを脱がして履き替える手間￥が勿体無いのでは？