車のハイブリッドシステムに詳しい人教えて下さい

Question

車のハイブリッドシステムについて知りたいです

今ハイブリッドを扱っているのはトヨタとホンダだけですか？
トヨタとホンダのハイブリッドシステムってどう違うのでしょうか？

またホンダは9月、10月ぐらいにフルモデルチェンジするフィットを発売するらしいのですが
ホンダは何年間もの間ハイブリッドシステムが変わってなくて
フィットに新しいハイブリッドシステムがついて
燃費がアクアぐらいになるっていうのは本当ですか？？

Answer 1

トヨタのハイブリッドシステムは、エンジンと電気モーターの2系統が遊星ギアを介して結合されます。つまりは、2系統の回転差をフリーの遊星ギアが吸収して同期させ、動力を合算する仕組み。

ここに特許があるために、トヨタの方式はコストが落とせるのですが他のメーカーは手を出せない。中国でのプリウスの現地生産で、中国政府がこの技術の開示を求めたのに対して、トヨタは拒否しました。ハイブリッドのコアになる虎の子の技術ですからね…

対するホンダの方式は、「エンジン→モーター→変速機」と一列に直結しているのが特徴。最大のメリットは部品点数が少なくなることから低価格化が容易なこと。
逆にモーターだけとかエンジンだけを切り離せないために、モーターのみでの走行ができないこと、高速ではモーターが抵抗となってしまい燃費が伸びないこと。
これが初期段階でインサイトがプリウスに販売で負けた最大の原因です。

このためにホンダは新型システムを開発。
「エンジン→クラッチ→モーター→変速機」と従来の伝達系路上に電磁クラッチを挟むことによりエンジン動力を断続できる新方式を開発、これが新型アコードや次期フィットに搭載されます。

次期フィットでは、アクアよりも後発であることからより好燃費を出してこないと注目は浴びないでしょう。

日産のフーガに搭載されているハイブリッドシステムも、ホンダの新方式と同じような電磁クラッチによりエンジンの断続を行うタイプです。
これの改良版で、FFに搭載可能な小型のシステムがすでに新型アルティマに搭載されており、ティアナ（アルティマの兄弟車）から順次日本でも小型モデルを発表するとしています。

その他のハイブリッドはベンツ、BMW、アウディなどがラインナップしていますが、やはり電磁クラッチを使うタイプです。トヨタの特許にイロイロと抵触するのですよね。

マツダには、今後プリウスのシステムがOEM供給されますので、新型アテンザか次期アクセラでSKYACTIVと組み合わせて出てくると見られています。
トヨタとBMWは技術提携をしていますので、そのうちにトヨタのシステムがBMWに載る可能性もあります。

2015年から初代プリウスのトヨタの特許が次々と切れるため、似たよなハイブリッドシステムを他社も開発が可能となります。これをトヨタの2015年問題と呼びます。

質問者からのお礼コメント

なるほど
トヨタすごいですね
わかりやすい解答ありがとうございます

Answer 2

ドイツ勢もハイブリッド出してます、日産もね！

名前は同じなんですが、システムが違います。

ホンダは、アシスト自転車と同じ原理、自力で漕いでモーターがアシストしてくれるシステム。
モーターだけの動力ではうごきません。

一方トヨタは、モーターだけでも動いてくれるし、普通のガソリンでも動きます。
こっちが構造的にも複雑で賢いです。

ホンダもシステムで燃費上げようとすれば、エンジン小型化するか、電池モーターの性能上げるかですね！
プリウスのシステム使う事は無いでしょう！

マツダはトヨタのシステム受けるようですが・・・…自動車業界も戦国時代に突入かもね！？

Answer 3

>>今ハイブリッドを扱っているのはトヨタとホンダだけですか？
マツダ・日産・三菱がやってて、ストロングハイブリッドをやってるのが三菱とトヨタ。昔はスズキもやってました。スバルももうすぐ投入するとか。

>>トヨタとホンダのハイブリッドシステムってどう違うのでしょうか？
腐るほど過去の質問がこの知恵袋にあるので、検索して勉強してください。

>>燃費がアクアぐらいになるっていうのは本当ですか？？
そうなるとホンダが主張するに過ぎません。本当かどうかは発売してみないと判りません。こうやって他社の足を引っ張ることはこの業界では良くあり、ふたを開けてみたら足したことはなかったと言うことも往々にしてあります。

Answer 4

ハイブリッドシステムには色々なものがあります。