ホンダ エアウェイブ のみんなの質問

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ストリームRN9の新デュアルポンプ4WDとウイッシュZNE14のアクティブトルクコントロール4WDでは、どちらの方が4WD性能としてはオススメでしょうか? どちらも生活4WDと言う事は重々承知の上での

質問です。 ただ、札幌でも山側の雪の大きく地区に住んでおり、現在はエアウェイブの旧デュアルポンプ4WDに乗っているのですが、春先の雪解け時期のザクザク状態の時には、必ずと言っても良い程スタックしてしまい、冬場だけはこの4WD性能に嫌気がさしている為、次期車両購入にあたっては4WD性能にかなり神経質になっている所です。4WD、3列シート、タイミングチェーン駆動、予算中古100万以内と言う条件で考えており、新しい車はもとより、スバル車も条件からは外れる為、リアルタイム4WDからの選択となってしまい、上記の2車種に絞っております。 普通の冬道では旧デュアルポンプ4WDでも全く問題無いのは理解しておりますが、どなたか上記の2つの4WD性能の差異に詳しい方がいらっしゃいましたら、お教え頂ければと思います。宜しくお願い致します。

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ベストアンサーに選ばれた回答

現在の「デュアルポンプ式4WD」よりも、ワンウェイカムユニットのある「リアルタイム4WD」の方が性能がいいことだけは確かですね。そのホンダの「リアルタイム4WD」とトヨタの「アクティブトルクコントロール4WD」の性能は似たようなものです。しかし、制御システムは異なります。より発展性のあるユニットはトヨタの「アクティブトルクコントロール4WD」のほうです。

■ リアルタイム4WD

通常の直進走行はほぼFFで走行し、前輪が空転するなど前後輪で回転差が発生したいたときのみ、後輪に駆動力が伝わる「スタンバイ式4WD」です。その後輪への駆動力を伝える仕組みには、前輪駆動の油圧を利用して、後輪のトランスファーを圧着する「デュアルポンプ式4WD」がベースですね。このデュアルポンプ式4WDは前輪が空転した後、さらに回転数が上がらないと後輪を繋ぐクラッチの油圧が高まらないため、四駆になるまでのタイムラグが大きいシステムです。只でさえスタンバイ式4WDは「なんちゃって4WD」と言われていますが、この世のスタンバイ式4WDの中でも、四駆性能に乏しくかなり酷評されました。つまりビスカスカップリングやロータリーブレードカップリングを使ったスタンバイ式よりも性能が劣っていたのです。ホンダはこの反応の遅さを改善するため、マイナーチェンジをしてワンウェイカムユニットを追加したシステムを開発しました。それが「リアルタイム4WD」といわれるものですが、前輪が少し滑った時点でクラッチが作動して軽く後輪にも駆動力が伝わる仕組みになっています。さらに前輪の回転数が上がり、前後輪の回転差が広がると、後輪への伝達トルクが高まり、理論上は前後トルク配分が50:50の4WDになるということです。このあたりまでのホンダの4WDは性能も典型的なスタンバイ式4WDといえるものですが、最近のSH-AWDなどはこの世の4WDの中でも最先端をいくものです。

■ アクティブトルクコントロール4WD

トヨタのFF車では、現在最も一般的な仕組みです。通常の直進走行はFFで走り、前輪がスリップするなど前後輪で回転差が発生したときのみ後輪にも駆動力が発生する「スタンバイ式4WD」です。しかし、ホンダのデュアルポンプとは制御方式が異なります。トヨタの場合は、後輪の駆動系を司るのはジェイテクト社の「電子制御カップリング」という油圧式トランスファーになります。その名の通り、電子制御ですから電気信号によりクラッチをつないで4WDとFFを切り替えます。また、トヨタのマーケティングの成果なのか4WDオフモードなるものがあり、OFF状態では完全なFF車になります。ONではスタンバイ式4WDになるというものですね(車種によってボタンないものもあり)。電子制御カップリングは電子デバイスとの相性がよく、センサーとCPUの制御によって4WD性能にも大きな変化が生じます。同じトヨタでも「ダイナミックコントロールAWD」というのは、同じジェイテクトの電子制御カップリングですが、各種センサーとの統合制御を行う頭脳を持たせています。同様に最近評価の高いマツダの「i-Active AWD」も同様な発想でフルタイム4WDに近い性能を引き出しています。一方、初代ウィッシュの「アクティブコントロール4WD」については、4WDへの切り替えはそこそこ早いのですが、あまり高度な制御は行っていません。従って、ホンダのリアルタイム4WDと比べても、それほど大きい差はないと思います。しかし、FFに切り替えられるので、FF時と4WD時の違いを体感できるのは面白いと思います。

■年式の問題

年式で比較するとストリームRN9の方がいいですね。やはりウィッシュZNE14は初代ですのでそれなりに構造は旧いです。また、ウィッシュを選ぶとしたらかなり高年式の程度の良い個体を選ふことになりそうですね。

<ホンダ ストリーム2代目(RN9)>
2006年7月~2014年5月

<トヨタウィッシュ初期型(ZNE14)>
2003年1月~2009年4月

質問者様の選べないというスバル等と比べてしまうと、かなり大きな4WD性能の差となっています。エクシーガ2012年後期モデル以降の2.5L(FB25)であればタイミングチェーンなのですが、中古でギリギリ100万円+αからという感じですね。また、三菱アウトランダーの初期型は7人乗りでタイミングチェーンです。こちらはご予算も条件に合いますし、四駆性能はウィッシュやストリームとは雲泥の差といえる優れものです。

長くなり失礼いたしました。少しでもお役に立てましたら幸いです。

質問者からのお礼コメント

2017.4.18 03:57

ありがとうございました。とても詳しく教えて頂きまして、今まで自分で調べても分からなかった答えを、一瞬で頂いた様な感じです。大変参考になりました。助かりました

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