アメリカの州の中で、カリフォルニア州が抜きん出てEVが普及しているのはなぜですか？

Answer 1

カリフォルニア州大気資源局（CARB）が2022年8月に新たなゼロエミッション・ビークル規制（ZEV規制）を承認したことによります

2035年までに州内で販売される新車の100％を、CO2などの温室効果ガスを
排出しないEVかPHEVにすることを自動車メーカーに義務付けて、もしも
達成できなかった場合には1台につき2万ドルの罰金を科すというものです

それでなくとカリフォルニアは全米で最もガソリン価格が高い事でも有名で
ピーク時には1リットル235円にも達しましたから、EVへの乗り換えが
急増しました

Answer 2

EV推進の法律云々前の問題として、その法律を作る土壌である、環境問題にうるさい民主党が強い土壌があるのです。青い州。

産業構造や環境が民主党の基盤である、IT、マイノリティ、貧富格差が問題なる人が多く住めるようなものです。環境問題は民主党の十八番であって、一方、テキサスのような共和党の支持母体たる石油ガスとの対立構図を作っています。

あと、その中心たる宣伝塔であるハリウッドやシリコンバレーはCAにあります。また所得格差が問題にしながらも所得の高い側、つまりセレブたちはEVを買う余力があります。自分らが貧乏だった下積み時代から上がってきていても最終的にはEVを買って走行する場所に住むアメリカンドリームがCAにはあるのです。

Answer 3

確かアメリカの中でもカリフォルニア州は早くから販売店へEV車の販売比率を設定し、達成できない場合は罰金を取る方法でEVへの移行を促進していたと思います。