軽トラックのヒートゲージが上がり、ラジエターの水が少なくなっていました。水を入れると900ミリリットル位入りました。これは、見てもらった方がいいですか？それとも、長年使っていて自然に

Question

水が減っただけでしょうか？

Answer 1

こんにちは。現役で整備士をやっている者です。
水温計と冷却水がどれくらい入ったかを確認されたのは大変素晴らしいと思います。
さて、本題ですが今回オーバヒート(若しくはオーバヒート直前)且つ冷却水が900mlも入ったとの事ですが、この症状が日常使用の範囲で自然に起きたとは考えられません。
具体的にはエンジンのヘッドガスケットという金属と金属の間に挟めて機密性を高めている部品の亀裂、損傷(経年劣化)、冷却水通路(ゴムホース若しくはラジエータ本体)の亀裂、損傷これらがメインになってくるかと思います。
また、考えうる症状で1番良くないケースですが、冷却水というのはエンジンの内部を循環して冷やしているのですが、エンジンの内部に亀裂、損傷があるとその部分からエンジンの原動力を作っているシリンダー(燃焼室)という箇所に水が漏れてしまっているケースです。
この場合、内部でガソリンと一緒に冷却水が燃えているので大変危険な状態です。

上記の症状の確認方法ですが、エンジン内部以外では冷却水を充分に足した後、ボンネットを開けた状態で20〜30分程アイドリングして下さい。(この際、車の側は寸分たりとも離れないで下さい)概ね20分程度アイドリングしますと冷却水がエンジンを冷やすために全体に回り始めるのですが、漏れている場合、エンジンの熱で冷却水が蒸発し、エンジンルームから白煙が出てきます。また、ラジエータ本体に亀裂、損傷がある場合はラジエータのどこかしらから冷却水が滲んでるかと思います。後は冷却水通路のゴムホースが疑われます(こちらは質問者様の知識の程度により判別が難しいかもしれません)こちらから冷却水が漏れているかと考えられます。
冷却水通路のゴムホースが分からない場合は車の下側を覗いてみて、水が垂れてきているようでしたら、ほぼ上記の症状で間違い無いかと思います。
最悪のケースである、シリンダー内への水の流入を疑う場合ですが、同様に20〜30分程度アイドリングをして下さい。
車の後方、マフラーに注目して下さい。マフラーから著しく白煙が出る(ただし、普段も原理上白煙は僅かながら出るのですが、この症状の場合はすぐ分かるかと思います)場合は上記の最悪のケースが疑われます。
白煙がわかりづらい場合はご家族の方に乗って頂き、シフトをPレンジにした状態でアクセルをブーン、ブーンと少し大袈裟に煽って頂くと分かりやすいかと思います。
また、アクセルを開けている間は冷却水通路にも水圧が掛かるのでエンジンルーム内での漏れや、下回りへの漏れが確認し易いかと思います。

まだまだ整備時には確認、留意する点が有りますが、個人で確認される場合はこれが限界かと思われますので、取り急ぎ上記の確認方法まで。
また、冷却水の減る量を考えますと、このまま放置するという事は絶対になさらずにディーラー若しくは行きつけの車屋さんに診てもらって下さい(早ければ早い程良いですし、症状を考慮しますと直さないまま乗られるのは非常に良くないです)
長文になり申し訳御座いません。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。結局、穴などはなく、ふたか何かを交換しときますと言われました。最近つぎつぎ悪いとこが出てきました。またアドバイスよろしくお願いします。ありがとうございました。

Answer 2

ラジエターテスターを使い、圧力を掛けて診断。

Answer 3

サーモスタットの不具合かも？
長年使っていたとしても、２年毎に車検を受けてるでしょうから、整備工場で見ていると思います。
前回の車検では、ラジエターの水は適量だったのでは？と想像いたします。
ですので、それ以降から減りだしたのでは？と思います。
見てもらった方がいいでしょうね。