CVTのエンジンブレーキ音について

Question

通常はブーンっていう低い音なんですが、
山道などで多用すると次第にチュイーンというモーターのような音が
大きくなっていきます。登りでも下りでも見られる現象です。
車はルミオンで1500ccのCVTエンジンです。
どのような現象が起こっているのでしょうか？

異常を疑っているわけではなく、単純に興味を持ったので、
理由が分かる方、回答よろしくお願いします。

Answer 1

CVTの金属ベルトは負荷に耐えるためにプーリーへ押し出すように力を伝えます。
実際のベルトは金属の板を複数連ねたもので、板の面同士がお互いに押して力を伝達します。
その際に出力側プーリーを金属ベルトが押す力が多い程、金属板の密度が高く、出力側プーリーから入力側プーリーへ戻る金属ベルトの金属板の密度が薄くなり金属ベルトが撓みます。
そのため、発生する音が変化します。
別に異常では無く、動作上発生してしまうものです。
ほとんどのCVTは上記のような金属ベルトが使われていますが、AudiのマルチトロニックCVTは全く逆の特性です。
金属チェーンを使って出力側プーリーから金属チェーンで引っ張ることで動力を伝達するので、全く違った音の変化があります。

(ta1_dellさんへ)

質問者からのお礼コメント

詳しく教えていただきありがとうございました。
異常ではないとのことで安心しました。

Answer 2

そのクラスのＣＶＴは、金属ベルトによる無段変速です。

ですから、
高低差のある道路でエンジンブレーキがかかるなどのように、負荷が強めにかかれば、
金属的な摺動音。
そう、
＞チュイーンというモーターのような音が大きくなっていきます。
といったような音がしますよ。

エクストロイドＣＶＴのような、金属ベルトを使わないものでは、そのような音はしませんね。