BMW 1シリーズ ハッチバック のみんなの質問

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車のエンジンでNAってありますが、どういう意味ですか??またターボと比べてどんな乗り味ですか??

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ベストアンサーに選ばれた回答

●略語
Naturally Aspirated Engine

翻訳すると,「自然に呼吸するエンジン」になります。

●どうして "Naturally" なのか?
ここでたいへん疑問なのは,「自然に」の意味です。ターボ・チャージャのような過給機を使わないで,「自然に」吸うという意味に思えますが,ちょっと違います。

●ガソリンエンジンの吸気方法はどうなっているのか?
ガソリンエンジンは,燃焼室内を「負圧」にし,大気圧である外気を吸い込みます。この「大気圧」を表現するとき,

通常 = Atmospheric pressure
丁寧に = Natural atmospheric pressure

といいます。この "Natural atmospheric pressure" から "Naturally" が来ています。

●"Normal Aspiration"は?
欧米でも時々使われており,意味が伝わるので,間違いとは言えませんが,ただしい表現ではありません。

●ターボ車とNA車の違いは?
NA車と比較して,

・古いターボ車 … エンジン回転数が3500~4000rpmくらいまでターボ・チャージャのタービンが十分回転できず,遅れがありました。これを「ターボ・ラグ」といいます。3000rpmまでは,過給もかからず,圧縮比はNAより1.5くらい低いので,出力がまったく出ず,「スカスカ」のエンジンでした。これは,最高出力を出すことを目的としていたため,大きなタービン径を使ったためです

・現在のターボ車(特に欧州車) … かなり注意してもターボ・ラグが感じられない設定になっており,低速での十分なトルク感と高速での圧倒的な出力により,あらゆるシーンでNA車を凌駕しています。たとえば新しいBMWの1シリーズでは,1500rpmくらいで250Nmものトルクがあるため,NAでの3.0~3.5L並のエンジンの印象です。しかも燃費がたいへん良く,燃費(効率)と出力を両立しています。日本でも,この新しいタイプのターボ車が普及していきます。

●どうして燃費が良くなるのか?
古いターボ車は,3000rpmくらいまでは,圧縮比が低く,効率(燃費)が悪いエンジンで,高速域では,ノッキングを抑えるため,燃料を多めに噴いて,燃焼室内を冷やしていました。つまり全域で非効率なエンジンでした。このため ターボ車 = 悪燃費 ということになりました。
ガソリンエンジンは,スロットルバルブで出力制御するため,低速域では,スロットルバルブがほぼ閉じており,スロットルバルブから燃焼室間は真空に近い負圧になります。このためピストンが空気を吸うとき大きな抵抗になります(=ポンピングロス)。ターボ・チャージャを使うと,この負圧を正圧にできるので,ピストンはラクに空気を吸うことが出来,燃費が改善します。ちなみに低速域でのポンピングロスは,出力の10~15%くらいです。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

同じ回答で失礼いたします。

その他の回答 (2件)

  • 『ナチュラル・アスピレーション』の略で『自然吸気(エンジン)』を意味します。
    ターボやスーパーチャージャーは所謂『過吸気(付きエンジン)』。

  • NAとはノンターボのエンジンの事です。最近の車はほとんどノンターボつまりNAということです。ターボ車と比較すると加速はそれほど良くないが燃費は良いと思います。最近のノンターボエンジンは非常に良く出来ていますので実用域では何も言うことはないと思います。

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