外車の同型車種（たとえばBMWの1シリーズとか）の ガソリン車（ハイオク指定）とディーゼル車では、 年間1万キロ乗ったとして、燃費はトータルはどれぐらい差が付きますか？

Answer 1

燃費は走る場所や走り方、交通事情により変わりますので同じ条件として私のBMW所有経験から申し上げます。

たぶん、ガソリン（ハイオク）車の燃費が12km／Lのとき、同型のディーゼル車は16km／Lぐらいと思われます。ハイオクが160円／L、その時軽油が125円／Lとすると1万キロ走った場合の燃費は次の通りとなります。

➀ハイオク 160円×10,000／12＝133千円
②ディーゼル125円×10,000／16＝78千円

従ってディーゼル車の燃費は55千円ほど安いことになります。

しかし、BMWなどの高級外車を買えば、車両の減価償却費、保険税金、メンテナンス費、修理費、そして燃費を含んだ総費用は年間100万円以上かかります。駐車場代も払うならもっとかかります。1年で1万キロ走るのだとすると、55千円の差は総経費の5％位かそれ以下になります。高級外車にとって燃費の差など大したことないのです。フェラーリの燃費を気にする人など聞いたことがありません。

一方、ディーゼル車はどう頑張っても振動やエンジンのフィーリングの点でガソリン車にかないません。そもそも高い外車を買うのに、総費用で5％ぐらいをケチってフィーリングの劣るディーゼル車を選択するのはあまり得策ではないように思います。特に、BMWなどはエンジン命、走行フィーリング命のメーカーですから、5％ぐらいの差なら本来のBMWが味わえるガソリン車を選択するべきだと私は考えます。

総経費が少しでも安くなることを目的にディーゼル車を選択するべきなのはフィーリングなどどうでもよい業務用の車や、車両も維持費も安い国産車を買う場合に限られるのではないでしょうか。

但し、年間3万キロなど長距離走る場合は上の例では15万円以上の差となり、ディーゼル車の経済性が高まってくるので、この限りではありません。

質問者からのお礼コメント

詳しく納得性の高いご説明ありがとうございます！
･･･それにしても、BMWは年間維持費100万円もかかるんですか！
庶民はうかつに手が出せませんね。