アウディ TT クーペ 「最も美しく、最も実用的で、リーズナブルなスポーティ車」のユーザーレビュー

UKkid UKkidさん

アウディ TT クーペ

グレード:TT クーペ 2.0 TFSI_RHD(AT_2.0) 2011年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
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価格
-

最も美しく、最も実用的で、リーズナブルなスポーティ車

2019.7.7

総評
結構過激な意見を書いてしまいました。不満な点は多いですが、逐一メモを取ってきたものを全て書いたに過ぎません。本当に、本当にTTの良いところに比べれば気になりません。良い点9.5:悪い点0.5の割合で、ほぼ気になりません。
ちなみに、残念ながらクワトロは運転したことがないので分かりません。
満足している点
TTの良いところは腐るほどあります。しかし、皆さん書いていただいていると思うので、あえて参考のためにネガティブな点を充実させました。
・中古で購入してから3年以上経ちますが、タイトルの通りです。デザイン、実用性、合理的な価格(中古車に限る・・)、スポーティ性、この4条件を満たす車は、私はこのアウディTT以外にないと自信をもって言えます。本当にオススメの車です。
・唯一無二の美しいデザイン:全く飽きないデザインです。いつ見ても美しい。色気抜群。買い物から戻る時、店でそばを食べながらガラス越しにマイカーが見える時、あまりの美しさに今でも惚れ惚れしてしまいます。何であんなにも美しいのだろうか。あのプリッとしたオケツ。お前は車界のクレオパトラか!と(周囲に人がいないのを確認した上で)TTに突っ込んでいます。
・実用的:これを同時に満たすことが凄いのです。確かに、世の中にはデザインの優れた車など数えきれないほどあります。ブガッティ、ポルシェ、マクラーレン、フェラーリ、AMGなどなど(完全に主観ではありますが)、美しい車ばかりです。しかし、実用性はほぼ皆無です。カップルで、あるいは子連れで旅行に行く時、あるいはゴルフに行く時、ロードバイクを積んで目的地まで行きたい時、家具を買った時など、日常生活では比較的大きな荷物を積まないといけない時がありますが、こんな生活感丸出しの使用法が上記の車たちでは一切対応できません。その点、TTは生活感丸出しの行為が差し支えなくできてしまいます。さすがにマットレスは厳しいかもしれませんが。
・合理的な価格:新車は高いです。私には手が届きません。しかし、中古車の値落ちが激しいため、リーズナブルな値段で買えます。これは人それぞれに考え方が違いますが、私は500万の車が数年後には軽の新車価格で買えてしまうのは、素晴らしいことだと思います。
・スポーティ車:TTはスポーツカーではありませんが、超スポーティ車だと考えています。加速も最高に良いですし、FF/クワトロなのでFR/MRなどと違ってスリップの心配もありません。たまに、信号が赤に変わった瞬間に気負ってアクセルを踏みすぎるとちょっとギュギュッとなりますが、それも良きかな。ギアをSにした時の加速、演出は本当に刺激的です。お試しあれ。
不満な点
そうは言っても、やはり気になるのは欠点かと思いますので、以下3年乗ってきて気づいたこと、こんな人には向いてないだろうなと思うことを書き連ねます。・ステアリングが軽すぎる。もう少し重たい方がこの車には合っていると思う。・気軽に乗れない。「よし、乗るか」と思わないと乗れない車。軽と違って乗るのに多少エネルギーがいる。NHKのドキュメンタリーを観る前の「よし、観るか」の感覚に近いかもです。・カップホルダーにドリンクを置くとサイドブレーキ、アームレスト、シフトと使いにくい。・アクセルを踏んだ時の音は、初代TTの方が凄みを感じた。・ドアパネルなどの樹脂ソフトパッドの素材が硬めで、傷がつきやすい(ベンツのそれと比較すると)。・同様に、レザーシートなどのレザーの質は日本車よりも遥かに良いものの、ベンツのそれと比べると劣る。・ハザードの位置。あまりにも分かりにくいので咄嗟に押せない。目視が必要となり、結構危険。・ボンネットを閉める時、かなり慎重にゆっくりと閉めないと危険。重さで物凄い勢いで閉じ、爆音が鳴り響く。あまりの勢いにヘッドライトなどに傷がつきそうで怖い(というか、多分傷ついた)。・窓ガラスを上げ下げすると、窓ガラス内側に擦れた跡や汚れが残る(これは車共通かも)。・Cピラーがとにかく太く、後方斜めの視界が最悪。巻き込み事故に注意。・オルガンペダルに慣れない(もう今は大丈夫ですが)。・洗車直後にリアハッチを開けると、水滴が内装にビシャリと滴る。また洗車後、雨天時にドアを開けると水滴がビシャビシャと落ちてくる。・初代TTは、運転するとスポーツカーという感じがしたが、2代目はどちらかと言えば快適な車に乗っている印象。静粛性が高く外の音がほぼ一切聞こえないとは良いとして(静粛性はクラウンと同程度だと思っています)、排気音もプシュー音も窓を開けないと一切聞こえないのはどうかと。緊急車両の音も聞こえない時があります。これがスポーツカーではなくスポーティカーと言われる理由の1つでもあると思います。初代とは志向が少し変わったのかな。ちなみに、自分の書いたメモには「なぜかセミの音がうるさいくらいによく聞こえる」と書いてありました。・リアを正面から見ると喪黒福造の鼻にそっくり。実はリア正面の角度だけはあまり好きではない・後続車がTTを見ると、南無。・ゆっくり走る時、ターボが効くまではかなりスピードが出にくい(これがいわゆる「もたつく」問題かと)。つまり、30km以内の範囲ではスムーズな加速がかなり難しいのです。ちょっとギクシャクします。特に、これが坂道を登る時になると相当ストレスを感じる人がいるかもしれません(これを見たTTドライバーは声を並べて「確かに〜」とつぶやいていることでしょう)。まっ、このあたりはアウディの不得意分野みたいです。渋滞中のアクセルワークは、本当に難しいです。一定のスピードが出せないから。渋滞中の助手席の人、南無。・逆に、70kmくらいまで出すと今度はアクセルを離してもスピードが全然落ちず、慣性で長く走る。スピードを出すとエンブレが効かず、よって強めブレーキからのブレーキダスト飛び散り。洗車直後は、南無。・日本車(特に軽)とは、加速のリズム感?が違いすぎる。例えば軽の後ろについて信号待ちをしている時、青に変わった後の加速に気を遣う。すぐに追いついてしまうので、意識してアクセルをゆっくり踏まないといけないときがあります(前の軽さん、煽っているわけではないんです。加速が違いすぎるんです)。・スピード感ありあり。視点が低いためか、30kmくらいでも速く感じる。これがクラウンなどのゆったりした車と一線を画すところ。ゆったりした車は、気づいたらかなりスピードが出ていて驚きますが、TTは、結構速く感じます。それでいて、かなりスピード出せます。ところで、ロードスターばりの視点の低さだと相当怖いだろうな。・初代のボンネット内には複数のカバーがついていたが、2代目にはついてない。(なぜかは分かりません)。・パドルシフトの反応が1、2秒程度遅い。これは個体差があるかもしれません。人によってはストレスになることも。・2.0LのFF(私のがそれです)は、211馬力の良い意味でも悪い意味でもじゃじゃ馬なので、運転する人を選ぶと思います。たとえばプリウスのアクセルに慣れた人がこれに乗ると、慣れるまで怖いと思います。・燃費はさほど悪くないです。エアコンオフで下道平均10〜11km/l、エアコンオンだと、外気温とストップアンドゴーの頻度に大きく左右されるので5〜11km/lくらいですね。真夏の運転は控えましょう。特に真夏のフルレザーシート、黒ボディのTTは少なくとも私は運転したくありません。庭で冷たいビールを飲みながら鑑賞してください。・エアコンは普通に効きます。日本車と比べると冷たくはありませんが、私は特に気になりません。冷たいエアコンが好みの人には、物足りないかもしれません。・最後に、s-lineは試乗しただけですが、本当に本当に乗り心地が硬いので要注意です。腰が悪い人、高齢者を乗せる人、長距離ドライブでしか使わない人、同乗者にぐっすり眠ってほしい人は、危険レベルとまで言えるくらい、乗り心地が硬いことを覚悟して、できれば後悔しないように試乗してから購入してください。本当に足回りは硬いです。私の場合、本当はs-lineが良かったのですが腰が心配だったため泣く泣くノーマルを選びました。後悔はしてません。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験
バッテリーが前触れなく、突然逝きます。これは恐怖です。こまめなチェックをしてください。

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