この度のコロナ騒動によって、地球温暖化の要因が自動車の排ガスより旅客機の方が大きいという事実が判明しました。

Question

各自動車メーカーが環境性能を向上させる為に多大な努力を続けてる中で、航空機メーカーは何をやってるんでしょうか？

Answer 1

近年の旅客機用のジェットエンジン(ターボファンエンジン)は、ファンから送られる空気の大半をジェットエンジン本体を通さずに外側をバイパスさせて、ジェット排気と合わせて推力の大半を得る構造が主流です(高バイパス比エンジン)。この構造により、旅客機の燃費性能は大きく向上してきています。

Wikipedia：ターボファンエンジン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3

下のリンク先に、主な旅客機の「1座席あたり100km移動時の燃料コスト」(満席時の値)という興味深いデータが載っています。例えば国内線の主力機種の1つであるボーイング777-200(標準座席数305席)では、1座席あたり100km移動するのに2.80リッターの燃料を要すると試算されています。
これを自動車流のリッターあたり燃費に換算すると、1リッターあたり約35.7km移動できることになり、計算上は1人乗車のハイブリッド車を上回る燃費となります。

マニアな航空資料館：【飛行機の燃費】ボーイング・エアバス 機種別一覧
https://okinawa-airport-terminal.com/fuel-consumption/

世界の航空業界では激しい競争の中で、少しでも燃費の良い機種を求めており、航空機メーカーやエンジンメーカーもそれに応えて、最高速度などのピーク性能よりも燃費などの経済性重視で開発する傾向があるようです。

内燃エンジンからのCO2や有害物質の排出量は概ね燃費に比例すると考えられますので、環境性能の面でも旅客機は自動車と比べて言うほど悪くはないと思われます。

ただしこの数値は空席率が高ければ高いほど悪化しますので、航空業界全体で需給のバランスを図り空席率を下げる努力が必要です。一方で新型コロナウィルスのような感染症対策としては、LCCのように1機に乗客を詰め込む輸送形態はより危険であり、痛し痒しですね。

質問者からのお礼コメント

皆さん解説ありがとうございました。

Answer 2

航空機が排出する二酸化炭素は
世界全体の2パーセントと
言う記事を読んだことがあります。

主さんの意見は本当なのでしょうか？
僕はあまり詳しくないので
是非、そのデータや記事が
あれば拝見したいです、
URLを紹介して頂けませんか？

因みに、
航空機メーカーは機体の軽量化
エンジンの高効率化を
念頭に常に開発を続けています。
ニュース等で紹介されて
いますが御存知では
ありませんでしたか？

Answer 3

何れにしても原油を利用してますからね。
経済活動が盛んな時には、世界で消費される原油は、小さな湖くらいの水量はあるでしょうからね。しかも、何十年も毎日ですからね。

その分の地底の空間の方が気になります。

まぁ、新型コロナウイルスの災難で、グレタの訴えていたCO2の少ない世界が実現出来たのだから、CO2の影響が地球の気温に影響するのか？検証するイイ機会かも知れませんね。

Answer 4

どっちもよくないことだけはわかる

Answer 5

どこからそんなデマを知ったのですか？
以前と車の方が大気汚染しているのですよ