アウディ A1 のみんなの質問

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塩カルって言う人もいれば塩カリって言う人もいますよね?
どちらが正しいですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

>塩カルって言う人もいれば塩カリって言う人もいますよね?
どちらが正しいですか?

実は、どちらも撒いてます(!)
恐らく塩カリというヒトは、半分は判っていて・半分は判っていないまま、その言葉を使っているんでしょうが。

※塩カルというのは、塩化カルシウムを指します。
溶ける時に多少発熱するので積雪の除去に向いていて、融雪剤としてよく使われます。
押し入れやタンスの除湿剤に入っている白い薬品の正体がコレです。これが溶けた水は気化し難くなり、ヌルヌルします。

※塩カリとは、塩化カリウムのことを指します。
これ、『食卓塩』のことです。(正確に言うと食卓塩の添加物の一つであり、加工食品で使われる『減塩しお』の正体がコレです。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E5%8C%96%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
凍結防止に塩を撒くというのは世界中で行われていることです。化学的には塩化カリウムと塩化ナトリウム(いわゆる塩)は違うものですが、機能は殆ど一緒で、化学とは無縁の一般人の認識では、どちらも『塩』です。
それで『塩カリ撒いてる』って言い方になるワケです。
ただ日本で道路に撒くのは塩化ナトリウムの方で、単に安いから塩ナトを撒いてます。塩カリと言っているヒトは、これからは塩ナトと呼びましょう。

※どちらを撒いているかは、融雪なのか凍結防止なのか、或いはその道路を管理している団体がどちらを常備しているか、によります。

※塩カルは溶ける時に発熱して周りの雪を解かすので、『融雪剤』と言われています。
一方塩ナトは、溶ける時にむしろ周囲の温度を下げますが、しかし溶けた水は凍らなくなり、故に『凍結防止剤』として使われます。

※塩カルは自然界に存在せず、影響が懸念されます(但し、具体的な悪影響は今のところ検出されていません)。また溶けた水は多少ヌルヌルしてスリップの原因になります。
一方塩ナトや塩カリは、元々自然界に大量に存在するもので、溶けたら単なる塩水です。また塩カルに比べ乾きやすい、というメリットもあります。

※塩カルは塩ナトの数倍高価で、毎年融雪・凍結防止剤が大量に必要な地域では、塩ナトを用いる傾向がある様です。融雪能力が塩カルより多少劣るのは、その分大量に撒けばいいそうです。(それでも塩ナトの方が安いということです。)

ちなみに。
ホームセンターなどで民生用に売られている『除雪剤』は、塩カルと塩カリ、それに塩化マグネシウムなどの塩類を混ぜたものです。融雪・凍結防止の両方に効果がありますが、道路管理者が大量に使うには高価過ぎます。

質問者からのお礼コメント

2024.2.1 12:07

めっちゃ勉強になったありがとう!

その他の回答 (1件)

  • 塩化カルシウム CaCl2

    塩化カリウム KCl

    異なる物質です。元素レベルでまったく違います。


    融雪剤としては、塩化カルシウムが一般的なようです。
    カリウムだと、酢酸カリウムが販売されているようですが、塩化カリウムは私は見たことがありません。

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