オイルの粘度表記について、今さら、衝撃を受ける認識間違いを指摘される記事を読んで、何が正しい情報なのか、判らなくなったので、解説が可能な方、解りやすく、解説してくれると助かります。

Question

まず、衝撃を受けた記事と言うのが、こちらです↓
https://www.engineoilya.com/knowledge/engineoil_point/how_to_choose_viscosity/

この記事では、マルチグレードの表記を勘違いしてる人が多いって意味で

『15W-50を15Wは低温側、50を高温側と勘違いされているかたがいらっしゃいますが、決して高温側ではありませんのでご注意ください。』

と解説されてます。

改めて、ネット上で、[SAE粘度表示］のキーワードで検索をすると、以下の記事内容が、ほぼ全てのヒットする情報に期されてます。
上位にヒットした記事内容を代表例として↓
https://www.nks-ris.co.jp/knowledge/oil/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%A3%BD%E5%93%81%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%A8%E8%A6%8F%E6%A0%BC/#:~:text=1.%20SAE%E7%B2%98%E5%BA%A6%E8%A1%A8%E7%A4%BA,%E3%81%AE%E7%B2%98%E5%BA%A6%E3%82%92%E8%A1%A8%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

言葉の表現として、最初の記事では、『低温側、高温側』としてて、SAE粘度表示での規格の説明での後に紹介した様な記事では、《低温時の粘度、高温時の粘度》としてる違いがあります。
が、仮に、最初の紹介の記事内容が正しい場合、勘違いしてる、俺も含めた一般人の誤解を招いたのは、業界全体の、嘘の流布と捉えることになると想います。

これは、どちらかが間違ってるのか、それとも、解釈の違いの話をしてるだけで、どちらも、同じ意味なのでしょうか？

※最初の記事の問い合わせに、その疑問を書いて投稿したのですが、何度送信ボタンを押しても、エラーで（エラー内容の説明は無い）、問い合わせを受け付けて貰えませんでした。

Answer 1

https://www.nks-ris.co.jp/knowledge/oil/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%A3%BD%E5%93%81%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%A8%E8%A6%8F%E6%A0%BC/

〇Wという表記が出来たのは主様紹介URLの記述の通り
冬場の始動性の問題からであって
意図としては低温側という意味ではありませんでした。

が、物性の"規格"としては参考リンクの通り
〇Wは低温側の粘度で決まっています。
直接温度を書かず"低温側"と書くのは測定温度のほうが変化するからです。

なんで"間違いです"とまで言い切っているのかは謎です。
が、マルチグレードの意義としては悪く無い記述だと思います。

多くの人が"低温側"の意味を取り違えてるという思い込みが
筆者にはあったのだと思いますが、この記述からでは
どのような思い違いをしてる人が多いと考えてるのか全くわかりません。

質問者からのお礼コメント

皆さん、ありがとう御座いました。
真意が不明なので、正解を出しようが無いと、冷静になれたので、これで閉じて置きます。

ベストアンサーは、近い印象を感じてる人が居ることが、冷静になれた要因なので、n_eさんにします。
ありがとう。

Answer 2

確かにWがついたら低い気温時の粘度でOILが温まれば上の30とか40の粘度が重要って思ってるとしても、まあ、それでも良いとは思うけどね
僕は40度と100度の動粘度と粘度指数が気になるので、API表記やSAE粘度表記は大まかな参考程度にしか思わなくなりました
とにかく 8っの仕事をするエンジンOILではあるが、保護性能だけ見るならやはり動粘度は無視できない
動粘度が高いほど保護性能は高いが燃費には影響出るかも知れない
基本となるベースオイル（基油）に添加剤が加えられてエンジンオイルという商品になってるわけですが、例えば酸化防止剤が多いと空気による劣化には強いオイルとなる
せん断による組織破壊に対しては化学合成油のベースオイルとして使われるGr4のPAOやGr5の植物系エステルの方が少しは強いようだが欧州車の20000キロ無交換OKってのは仮にエンジンOILを７リットル入ったとしてもかなりエンジンをイジメてる印象を私は持ってます
話が横道に逸れまくりですが、例えば10W-40より10W-50の方が高温時の動粘度は高いOILが多い
一般的な商品には動粘度や粘度指数は記されてないので、一般客には知る由もない話ではありますが。。

Answer 3

解釈の違い、というかもっとシンプルにあまり深く考えなくて良いかと思います。

左側の数字（W）の低い方が外気温が低温でもオイル粘度は柔らかい、右の数字の高い方が外気温が高温時でも油膜が固い（粘っこい）と自分では解釈しています。

Answer 4

この二つを読むと・・・
最初のURLは低温側に対しての高温を「エンジンが暖機した高温ではない」と言ってます
後のURLは単に低温に対して高温と言ってるだけです
両者とも
低温＝冬季で高温＝夏季と言う意味で有って・・・
-30度と100度と言ってる訳ではないです
なので、最初の記事は-30度と100度と言う意味ではない！
後の記事は低温期（冬季）と高温期（夏季）と言う意味で使ってます
ただし、10W-30の30が50になれば、100度の時の熱ダレにも強くなるので・・・
全くの間違いって事も無いです