■意外と知られていない純和風な車名の車3選
クルマの名前はデザインとともに、キャラクターを決定する重要な要素です。車名だけでクルマ選びをすることはないでしょうが、好き嫌いはあると思います。
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車名を決める際は、発音した時の心地よさや意味、すでに商標登録されていないことなど、入念にリサーチされたうえで決まるのが一般的です。
そうして決められた車名のなかには、非常にユニークなものが存在。そこで、海外で販売された日本車のなかで、日本では絶対使われないような純和風な車名のモデルを、3車種ピックアップして紹介します。
●日産「ツル」
1966年に発売された日産「サニー」は、1リッタークラスのコンパクトセダンとして登場し、当時の日本で夢だった「マイカー」を現実にした、同社を代表する大衆車です。
そして、1970年に発売された2代目からは本格的に海外展開が始まりました。
北米市場向けサニーは「セントラ」という車名で販売され、現在もサニーから独立したモデルとして存在していますが、1984年に発売された5代目サニーをベースにした、メキシコ市場向け現地生産車は「ツル(TSURU)」と名付けられていました。
ツルは1987年にサニーの6代目ベースにモデルチェンジされ、1991年には7代目サニーをベースにモデルチェンジされましたが、それ以降はモデルチェンジされることもなく2017年まで26年間生産され、300万台以上を販売した、メキシコ市場で日産を代表するクルマです。
ツルはメキシコ市場でサブコンパクトカーセグメントのリーダーで、優れた耐久性、品質、信頼性により、同国での日産のブランドイメージ向上に高く貢献。真のメキシコ車として多くのユーザーに愛されました。
●スズキ「サムライ」
スズキ「ジムニー」は、軽自動車ならではの小型軽量ボディに耐久性の高いはしご型フレーム、リジッドサスペンションと大径タイヤ装着による高い悪路走破性で、1970年の発売以来本格的なクロスカントリー4WD車として、高く評価されているモデルです。
ジムニーは日本国内のみならず海外でも人気を獲得し、2018年に発売された現行モデルの4代目も、欧州やオセアニア、アジア、南米でも販売されています。
これまでジムニーは輸出だけでなく現地生産もおこなわれ、さまざまなネーミングで販売されてきました。
なかでも、1985年から北米市場に投入された「ジムニー1300」は「サムライ(SAMURAI)」と名付けられ、高校生や大学生を中心に若者から絶大な支持を受け、人気車種となりました。
欧米において、サムライという言葉は知名度が高く、かっこいいイメージもあったので、採用に至ったと思われます。
ちなみに、インドネシアで生産されたジムニーの2WD仕様は「カタナ」という車名で販売されていました。
■響きは良いけどクルマのキャラクターと合う!?
●三菱「ショーグン」
1982年に登場した三菱「パジェロ」は、同車の「ジープ」並の悪路走破性能ながら、乗用車に近い使い勝手の良さのあるSUVとして開発されたモデルです。
過酷な自動車競技として知られる「パリ・ダカールラリー」に出場し、優勝を含む好成績を残したことで海外でも人気が高く、日本を代表するSUVの1台となりました。
そのパジェロは、各国に合わせた車名が与えられていましたが、イギリスで販売されたパジェロは「ショーグン(SHOGUN)」と名付けられ、2代目パジェロのラダーフレームをベースにしたミッドサイズSUVの「チャレンジャー」は「ショーグンスポーツ」の名で販売。
1980年にアメリカで放送されたドラマ「SHOGUN」が大ヒットしたこともあって、その響きや知名度から採用に至ったのではないでしょうか。
なお、現在ショーグンはイギリスでの販売を終えていますが、ショーグンスポーツ(他国ではパジェロスポーツ)は継続して販売されています。
※ ※ ※
文化や習慣の違いがあるため、海外と日本で車名を変えることは珍しくありません。
たとえば三菱「ミラージュ」の海外名は「コルト」、トヨタ「ヴィッツ」の海外名は「ヤリス」で販売され、逆に輸入車では日本専用の車名もあり、ルノー「クリオ」は日本では「ルーテシア」で販売しています。
一方で、マツダのようにグローバルで車名を統一する動きもあり、前出のヴィッツもヤリスに統一されました。
長く使われる車名は優れたネーミングといえますが、どうしても古さは否めなくなるので、海外の名前と統一することは若返りの一環なのかもしれません。
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みんなのコメント
じゃあ、なんで『カリーナED』なんて名前つけたんだろう?