以前こちらで車のボディ補強の質問をした際に「15,000円前後のボルトオンパーツは売れやすいから効果よりも儲けの面でアフターパーツメーカーは売っている」と言うご回答を頂いて、

Question

確かにストラットタワーバーやピラーバー、アンダーブレース等は車種別専用設計とは言え 1点あたりの部品が大体1.5~2万円くらいの補強パーツは多いです。
という事は上記と同レベルの補強を求めるのであれば旋盤、ボール盤、溶接、塗装等の環境がある人は同素材のアルミや鉄などを準備して自分で作った方が費用対効果は大きいでしょうか？

例えばDスポーツの旧型ロアアームブレースなんかは中空スチールを軽くベントして左右のコーナーだけ溶接して10mmちょっとのバカ穴開けて塗装してあるだけなんで
量産性がある環境だと原価1000円もしないと思います。

Answer 1

むーんさんへ

既に回答が付いてますが、、、
私の場合は行きつけが、元全日本ラリー選手権でトロフィーを幾つも獲ってる方が始めたお店なので、売ってる物を改造して貰ってから装着に至る事が多かったですねぇ。
だから、アルミ製よりも鉄製を選んでたり。f(^^;)

ラリー車・競技車の製作ではOne offで作って貰うしか無い事が多いので、競技車製作を手掛ける店では必然的に切った・貼ったに抵抗無い所が多いです。
最近では、中古のプレスを仕入れて来て、アンダーガードを自製してたりも。(厚肉の大径パイプを型にして、緩いRを押してたり)

売り物であっても、懐疑的な物も多いですよね。例えば、サイドシル下にシルに沿ってボルト締めする様な物。
(楕円)パイプから横にブラケットを伸ばして、ってな単純な形状じゃ、どういう風に突っ張らせたいかが解らない。どう転んでも入力に対して「歪む・動くでしょ」と。。。
シートレールの止めボルトで装着する物でも、「そこに渡して何が良いの?」とか。
一方で、シートベルトのアンカー間にバーを渡して、Bピラーとサイドシルで細くても三角形を形作る物では、明確に「効く」事が判りました。が、これも付属して来たワッシャー、とはとても言えない分厚いカラー無しでモノコックに締め付けられる様に成っていたので、直付け可能な様に小モディファイして装着して貰ったからかもしれません。
ですから

>自分で作った方が費用対効果は大きいでしょうか？
は、目利き出来て、効く物が発想出来れば、ですね。
車屋の先代は、Bクラスで1-2-3位と表彰台を独占する車作りをやって来ているので、「中央部は硬く(剛く)して、両端に向けて徐々に弱くして行きたいね」ってな事を曰います。でもこれが難しい。
対角線にバーを渡して三角形を作れば変形しなく成る物の、乗り降りにも困る様に成ってしまう。d(^^;)
ボルトOnで比較的に手軽にやれる手について、やり尽くした感を持ってる私としては、最終的に中央部の捻り剛性Upが課題として残りました。ペダル下辺り、かな。
メーカーもここら辺は解っていて、エンジンルームとのバルクヘッドからフロアトンネルが伸びる所は、3枚で最中合わせにしてあったりします。(一番効くと見切っている)
残る手は、モノコックに雌ネジを創生してフロアトンネルに蓋をする位かなぁ、、、と。(パイプ状が一番強い)
でも、そう成って来るとどうしても錆びる事が問題に成って来る。

と言う事で、中々難しいですね。d(^^;)

Answer 2

補強パーツが壊れる事はあまりありません。

Answer 3

簡単なものはご自身で製作出来るでしょうけど、中には容易に手に入らない材料を使っているものもありますよ。例えばクスコのタワーバーなんかは中空ですけど中にリブが入っています。まあネットで探せばあるかもですけどね。
私は作れる環境にありますが、一度もDIYで作った事はないですね買った方が安いと思っています。