フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「６年の感謝を込めて。」のユーザーレビュー

６年の感謝を込めて。

2019.9.24

総評

ゴルフ５ぐらいから中古GTIを探し始めて、ゴルフ７が発売されてからこの６GTIを購入しました。
ゴルフ６は５の高評価に比べて存在感が薄く、５のビッグマイナーなどと言われ歴代モデルの中でも省略されがちなモデルです。
しかし考えようによっては評価の高かった５を、よりリファインした完成度の高いモデルだと感じます。

私がゴルフに求めるのは丸くてどっしりしたデザインなんですが、現在の７はシャープになり過ぎています。
ふくよかさを残しつつ洗練されたラインを取り入れたデザインを高く評価したいです。

満足している点

乗り始めて最初に感じたのはブレーキの効きが素晴らしいことです。
安心できる制動力があって初めてスピードが出せるんだとつくづく感じました。

大小を含めて故障やトラブルが殆どありません。
初めての欧州車を買うにあたって、故障が心配でした。
保管状況が恵まれているのが大きいと思うけど、今のところ驚くほど快調快適です。

小さなポイントですが、ステアリングの形状や太さ、材質が素晴らしいです。
シートと共に車との接点なんですが、運転の楽しさや安心感を与えてくれます。

加速時のDSGのブリッピング音が気持ちを高めてくれます。
適度に車内に入ってくる排気音もお気に入りです。

不満な点

強いて言えば、運転席周りを中心に室内が狭く収納力がない。

これは車の性格上仕方ないし、タイトな方が運転に集中できるのかもしれません。
一般的な2BOX車としては、平均的な部類だと思います。

デザイン

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走行性能

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やはりGTIの真骨頂の加速性能には十二分に満足しています。

重いオデッセイや非力なNAロードスターからの乗り換えなので、最初の１ヶ月ほどは満足にアクセルを踏めなかったほどです。

ブレーキ性能も含めて高速での安心感は抜群です。
それまでの車と比べて、１割以上平均速度が上がっていると感じます。

乗り心地

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タイヤも太いし足周りも硬目なので、乗り心地は良いとは言えません。

しかしゴルフの魅力の一つであるボディ剛性の高さは随所に感じることが出来ます。
アフターパーツとかで、これ以上剛性を高めることは全く必要ないと感じます。

積載性

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広くはありませんが、一般的な2BOX車として必要最小限の荷物は積めると思います。

燃費

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平均の数値としては11km/L前後ぐらいでしょう。
プラスマイナス２kmぐらいで推移しています。

１kmでも多く走って欲しい気持ちはありますが、最初から燃費は二の次だったし、あの加速性能と天秤にかければ十分と言わざるを得ません。

価格

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故障経験

故障やゴルフの持病と言われるようなトラブルは皆無と言っていいでしょう。

劣化で交換したのは、ボンネットインシュレーターぐらいです。
新車から８年半経った今でも、ゴルフの持病である天井の剥がれ等は全くありません。
全て保管状況や低走行距離が理由なのは間違いないでしょう。

安全デバイス等も殆ど付いていないので、関連するセンサーの異常なども全くありません。
一番の心配だったDSGのトラブルも、今のところ全くありません。