フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「サスペンションにコストカットを感じるゴルフ6GTI」のユーザーレビュー

サスペンションにコストカットを感じるゴルフ6GTI

2018.7.2

総評

街中での快適性とスポーツ走行時の走りをハイレベルで両立しているのがゴルフGTIでしたがいくらなんでもゴルフ６はスポーツに振りすぎ。
しかもまるで国産のような初期だけが硬いサスペンション。流石にカーブでのイン側の伸びはしなやかに路面を捉えてくれますがそもそも突き上げが激しすぎ。
これじゃ家族からもブーイング間違いなし。
ゴルフ５GTIのあの魔法のようなサスペンションはどこへ・・・

タイヤをBSからミシュランPS4へ、エアー圧も標準より落としてやっと少しマシなレベルに。

満足している点

・２リッターターボエンジン
これ以上街乗りでは不要と思わせるパワー＆トルク
・左右独立エアコン、シートヒーター
僕暑がり、嫁寒がりの我が家には必需品
・６速湿式DSGは改良されてマナー良好
７速乾式DSGよりも高い信頼性もステキ
・ブレーキ
街中ではオーバーサーボ気味で初期からガツンと止まるがハイペースで走るとパッドがローターに吸い付くようにリニアな制動感。感動

不満な点

・乗り心地硬すぎ
バネレートも高い、減衰力も締めまくり。ハイペースで走っているとき以外は不快なだけ。
上下に身体も揺さぶられる、ゴルフ５はもっとしなやかだった。ゴルフGTIは街中を乗り心地よく、ワインディングでもしなやかに走れるものと思っていたのですがそれはゴルフ５までだったようです…
タイヤとのマッチングも取れてなくてぴょこぴょこ跳ねます。不快な上下動のオンパレード。

・ブレーキ効きすぎ
街中ではオーバーサーボ気味なのか初期からガツンと効きます。ちょっと効きすぎかも。
反面、スポーツ走行時の制動感は最高ですが

・少しボロい
距離２万kmで雨漏りが始まったり、ボンネットのヒートインシュレーターがボロボロになったり、国産では中々ありえない・・・
お気に入りのレッドキャリパーもすぐピンク色に

・7速が欲しい
6速DSGだと結構高回転を使う。
高速巡航時の回転数も高い。
結構トルクあるんだし、7速が欲しかった
まぁそのあたり含めてゴルフ７はやっぱり改良されてるなぁと思います。

デザイン

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走行性能

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加速、減速はGTIの名に恥じない素晴らしいもの。特にブレーキは絶品。
お得意のDSGのキレも最高、こりゃMT好きにも受け入れられると思う。
シフトアップ時に後ろから聞こえるボッという音は結構好きです

コーナーリングは足がクソ硬いだけあって姿勢もフラット、イン側が伸びて伸びて路面を離さない。

まぁ車重は軽くないので、実際コーナーリング速度はたいした事無いけど、攻めてる気にさせてくれる。

高速巡航時にアクセルをちょい踏みすると、キックダウンせずにそのままのギアですーっと速度を伸ばしてくれるシフトスケジュールは好印象。

乗り心地

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硬すぎ、よほどのレーシーな足が好きな人以外は買って後悔するんじゃないかな…
高いボディ剛性とあいまって路面のギャップ拾いまくり、中の人は不快な上下動をずっと味わいます。お前はFD2シビックRかよ。

GTIを買う客層はそこまでスパルタンを求めていないと思うんだけれど。

バネレートがある程度高くても良いダンパーを使えば乗り心地はそこまで悪くなりません。
ダンパーケチったのねワーゲンさん・・・

積載性

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フィットよりは少ないけど、この辺のコンパクトハッチなら標準レベルでしょう。
国産には叶いません。

燃費

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結構飛ばして街中でリッター7km。
上等でしょう。

価格

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故障経験

ナビカメラ故障
雨漏り
ボンネットのヒートインシュレーター破損