フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「また乗りたいと思える車です。」のユーザーレビュー

また乗りたいと思える車です。

2018.5.26

総評

私のように中古でゴルフを買うのはあまりおすすめしませんが、輸入車の入門としてこれほど最適な車は無いと思います。

ディーラー網充実、故障も少ない、（新車なら）5年走行距離無制限の保証が付けられるetc…


ドイツの大衆車ですが、日本車からの乗り換えならドイツ車の味はしっかり堪能できます。

保証の観点から、新車の方がいいと思いますがある程度車に知識のある人なら中古という選択肢もありかもしれません。


でもそろそろ、DSGは諦めた方がいいんじゃないかと。

代車でゴルフⅦに乗った際にDSGの進化に驚きましたが、それでもこれからADASが重要になってくる時代に、自動変速なのにそれが負担になるトランスミッションなんて潔くやめて、トルコン式にした方がいいと、トルコン式ATに乗り換えて強く思いました。


などと色々書き連ねましたが、ドイツ車は本当にもう一度乗りたいと思っています。

50代になった頃かなぁ…


とにかく、不満はありますがそれ以上に満足する車でした。

満足している点

とにかく、これぞドイツ車という走行性能。

195の15インチという、その前に乗っていたプリウスと全く同じタイヤサイズなのに、高速域での信頼感が全く違います。

しかも、足回りはノーマルなのに。

550kmノンストップドライブをよくしますが、この走行性能と出来のよいシートによりまったく疲れません。


それと、エアコンがよく効くこと。

真夏でも寒いくらい効きます。

これは意外な発見でした。


さらに、購入したのはエントリーグレードでしたが、ヒーター付リバース連動ドアミラーや自動防眩ルームミラーはたまたニーエアバッグ等、安全に関わる装備はてんこもりであること。

トレンドラインはハロゲンヘッドランプですが、ハイビームが特に明るく、HIDへの交換を検討していましたが、やめました。

不満な点

やはり、車両そのものの信頼性が国産車に比べてしまうと低いところ。

購入時点で4年半落ちだったということは考慮の上で、購入から売却までの1年半の間に、


・助手席ドアロックCPUの故障
・プラグに火花を飛ばすケーブルの故障（走行距離が5万kmを越えたあたりで発生）

いずれも5万円くらいの費用です。

さらに、フロントロアアームブッシュが劣化し、冷間時に足回りから異音が出る。（走行距離が5万kmを越えたあたりで発生）

これは修理費10万円くらいかかると言われましたが、修理せず売却しました。


VWの専門店で話を聞いたところ、プラグケーブルの故障はゴルフとしてみても早いとのことで、この車両が外れだったのかもしれません。


そして外せないDSGのこと。

幸い私はトラブルに見舞われることはありませんでしたが、常に脅されていました。

いつ発症してもおかしくない、費用は60万くらいかかるetc…


ゴルフを下りた大きな動機です。

デザイン

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走行性能

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とても1.2とは思えないトルク感です。

毎日郊外路を通勤で走っていましたが、DSGと相まってとても気持ちよかったです。

エンジン音もチープな感じでなく、エントリーグレードとして考えるといい音でした。


ただ、美味しいところは1500rpmから3500rpmくらいまででその前後は弱いです。とはいえ、美味しい域は他の車に比べると広いと思います。

普段使いで3500rpmも回すことはないので、主に発進の最初の数メートルくらいがちょっと気になるだけです。

しかし、この域はジャダーも出がちなので、いいフィーリングに悪い影響を及ぼしています。

乗り心地

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本来は硬めの乗り心地なのでしょうが、エアボリュームのあるタイヤのおかげなのか、素晴らしい乗り心地でした。

この乗り心地と走行性能をベーシッククラスで実現できるドイツ車の思想が心底うらやましくなりました。

積載性

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ボディサイズを考えると、十分だと思います。

これ以上を望むならヴァリアントにすればいいのです。

燃費

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郊外路での片道22kmの通勤でリッター13km、高速を追い越し車線のペースで15kmと、数字的には満足しています。

ただ、分かっちゃいるけどハイオク指定が辛い…

価格

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故障経験

不満な点のとおりです。