フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「価格では表せない普通のクルマです! A3 1.4T を手放し、Passat Variant 1台になって1ヵ月経ちました。GOLF R は完全受注生産」のユーザーレビュー

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フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)

グレード:-

乗車形式:試乗

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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価格では表せない普通のクルマです! A3 1.4T を手放し、Passat Variant 1台になって1ヵ月経ちました。GOLF R は完全受注生産

2010.8.11

総評
価格では表せない普通のクルマです!
A3 1.4T を手放し、Passat Variant 1台になって1ヵ月経ちました。GOLF R は完全受注生産の為、納車は11月です。この間、私は従来通り Passat を通勤&私用で使っていますが、妻は A3 を手放して以来、殆ど運転していません。(ごくたまに、近場のスーパーまで買い物に行く道のりだけ運転しますが、自宅の車庫出し&車庫入れとスーパーでの駐車は私がやっています。)
R が納車になるまでこの状態だと、妻が運転しなくなるので(基本的に R は、A3 の代替えなので妻用のクルマです)、販売店にお願いして、3日間ハイラインを借りましたのでレビューを書きます。試乗レビューですみません。ユーザー(オーナー)レビューは、3ヵ月後に R 納車後に書く予定です。
3日間試乗しての印象は、「どこにでも普通に乗れる」クルマです。以前 GTI を3日間試乗しましたが、ハイラインは GTI 程、動力性能や足廻り、内外装に尖がった所がなく、フォーマルでもカジュアルでもTPOを選ぶことなく、普通に乗れるクルマです。「刺激がない」とか,「楽しくない」という意見もちらほらありますが、逆にそれが ハイライン の良いところだと思います。国産車のコンパクトクラスで、TPOを選ばないで「普通」に乗れるクルマって、少ないどころか、全く無い様な気がします。
こう書くと、「300万オーバーのクルマで普通なんて!」って言う人が多々いますが、私には GOLF(トレンドライン~Rまで全て)が、高価なんて思いません。費用対効果を考えてクルマを購入する人は、GOLF はおろか、未来永劫 輸入車は買えないでしょう。こういう人は、例えば、バイキングビュッフェで食事をするなら、必ず元を取る もしくはそれ以上食べるまで帰らない人なんでしょうね・・・(笑)
最後に、他の方が書かれたレビューを読んでいたら、 日本に輸入される GOLF は南アフリカ生産とありましたが、必ずしも当たっている訳ではありません。生産ロットによって、ドイツ生産と南アフリカ生産がある様です。その見分け方は、フレームナンバーにあります。
WVWZZZ1KZ9W477069 販売店から借りたハイラインのフレームナンバーです。
頭から11桁目の文字が、生産国(工場)を表しています。『W』ならドイツ生産(ヴォルフスブルク工場)、『U』なら南アフリカ生産です。
満足している点
◎安心(リラックス)して走れるクルマです。
妻の運転で高速道走行中の事ですが、景色の流れ方が速く感じたので、助手席からスピードメーターを見ると110キロの速度。思わずスピード出し過ぎと妻に注意すると、妻曰く、『こんなに(スピードが)出ているなんて思わなかった・・・』とのこと。なんでも、久々の長距離ドライブ、しかも高速道路なんで、運転に集中していたらしく、自分では80キロのスピード感覚で運転していたのに、30キロオーバーだったなんて、私が指摘するまで気付かなかった様です。ちなみに、この現象は先月手放した A3 1.4T でもありました。
この話、ここだけ読めば、『危ないなぁ、この女!』と思われますが、 GOLF を良く知る者なら、十分過ぎる車体剛性が起因している事が解ります。
私は常々思っているのですが、 GOLF に限らず輸入車は、スピードが『出る』クルマだと思います。上記の私の妻の様に自分が感じているスピード感覚と実際のスピードとの『ズレ』、つまり、知らず知らずのうちにスピードが出ている。スピードが増してもクルマが安定しているので恐怖心を感じる事なく、リラックスして運転出来る。クルマのトータルバランスの良さが表れているからだと思います。
方や国産車は、スピードが『出せる』クルマではないでしょうか。自分の意思でスピードを出そうと思えば(ある程度の覚悟が必要?)、それなりに出せます。もちろん、輸入車,国産車共に車格やエンジンパワー等によって、出る,出せるスピードに違いはありますが、経験上、同クラスなら輸入車の方が同程度のスピードなら安心(リラックス)して運転する事が出来ます。
○オーディオのセットアップ
試乗車には、標準のオーデイオ(RCD310)が装着されていましたが、ミッドレンジ(中音域)が調整出来る様になっていました。私は、音楽を聴く上で一番大切なのは中音域だと思っています。高音域や低音域を強調したいわゆる『ドンシャリ』型の音は、一聴すると良い音の様に聴こえますが、長時間聴いていると刺激が強すぎて疲れてくる傾向があり、ロングドライブには向きません。
また、エンジン始動時のボリュームを任意に設定出来ます。例えば、前日に大音量で聴いていた状態でエンジンを切ったとしても、翌日エンジンをかけた時には、小さな音量で音が鳴っているので、同乗者がびっくりする事がありません。
不満な点
●チープ感漂うドアロックの栓錠音
ドアのロックをワイヤレスドアロックキーを使って行った時の栓錠音(ロックがかかる音)が、チープ感いっぱいです。PASSATは、どっしりした『ガシャッ!』という重厚な音がしますが、GOLFは、『カポン』という音で、プレミアムコンパクトとしては、情けない音です。
●助手席側ダッシュボードの盛り上り
ドライバーズシートに座って助手席側を見ると、ベンチレーション(エアコン吹き出し口)が取付けられてあるダッシュボードがそこだけ盛り上っていて違和感を覚えました。たぶん、パッセンジャーに対して少しでも近い位置に冷気&暖気を送りたいからの配慮だと思うのですが、デザイン上はスッキリ感がない様に私は思います。
●初期制動力が緩やかになったブレーキ
私は14年間で VW&Audi を4台乗り継いできましたので、初期制動力の強いブレーキ(ここのレビューでは、よく登場する幼稚な言葉で、『カックン』ブレーキ)には体が馴染んでいて、1ヶ月前に試乗した GTI の時は何も違和感を覚えませんでしたが、試乗車のハイライン(個体差かもしれないが)のブレーキフィールは、気に入りませんでした。とにかく『緩い』の一言です。初期制動力の強いブレーキは、踏み始めから真綿を締める様に『ジワ~』と踏んで行くと自分にも同乗者にも不快感を感じさせずに止まれますが、試乗車の緩いブレーキでそれをすると、ブレーキが滑っている様な感覚で、止まれなくなりそうでした。
このブレーキは、自分がボーンヘッドした時、例えば 交差点を左折した時に、歩行者や自転車が横断歩道を渡っているのに気付くのに遅れた時や、狭い路地から出る時に、クルマとニアミスしそうになった時に、すぐに止まれるので力強い味方です。
●明るくないヘッドライト
試乗車のハイラインには標準のハロゲンヘッドライトが付いていましたが、お世辞にも明るいとは言い難いです。これまで、ハロゲンしか体感していない方ならば、不満はないでしょうが、一度でもキセノン(ディスチャージ)ヘッドライトを体感している方なら、オプションのキセノンヘッドライトを選んだ方が賢明です。ただし、トレンドライン,コンフォートラインには設定がありません。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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