1000文字では足りない
値段の事でよく日本で販売されているモデルは高いと言われていますが実はグレードで勘違いしている人が多いです。
http://w
2010.2.21
- 総評
- 1000文字では足りない
値段の事でよく日本で販売されているモデルは高いと言われていますが実はグレードで勘違いしている人が多いです。
http://www.volkswagen.de/vwcms/master_public/virtualmaster/de3/modelle/golf/golf/zahlen___fakten/infomaterial.html
上記はフォルクスワーゲンのドイツの公式サイトの価格紹介のリンク。
そして、「Technik und preise」→「Der Golf」で、ドイツ本国でのゴルフの価格表のPDFファイルがダウンロードでできます。そうすると、16,650ユーロで販売されているモデルは排気量1400CC自然吸気、エンジン出力80馬力、5速MT、3ドアハッチバックモデルということがわかります。 日本で販売されているTSIコンフォートラインは22,700ユーロ(現在1ユーロはほぼ125円なので約2,837,500円)しかも、5ドア化、オーディオ、安全装備等の日本と同じ装備にすると日本で販売されている価格よりはるかに高い値段になることがわかるはずです。北米でも販売されているモデルは日本と搭載されているエンジンが異なる(北米は直列5汽筒2500CC)で搭載されるトランスミッションも異なるので日本の価格帯に当てはまらない部分が多いです。日本では片手に収まる数の種類しか選択できないのに対し欧州ではインテリア、ボディーカラーのバリエーションの豊富さオプション類の細かな選択が可能であるためそれらが価格差の原因なのかもしれないです。
実はゴルフⅤでは欧州で一番売れていたグレードはこの80馬力モデルだったりします。(ゴルフⅥはどのグレードが欧州で売れているかは知らない)日本の高速道路でもトヨタのプロボックス1300㏄、87馬力、4速ATモデルが荷物フル積載で追い越し車線をガンガン走っている姿を見ると、欧州の人はこのエンジン出力で十分と感じている人も多いのことが納得できるはず。ちなみに日本で一番売れていたグレードはGTIのDSG搭載モデルです。1.2LTSIモデルを出して欲しいという意見も多いですが実際にゴルフを日本で買ってくれる人は上級グレードを選択する人が多いため渋っているのかもしれないです。DSGもエンジンブレーキはしっかりと効きます。7速のギア比が高いため(そのため高速巡行の燃費が良い)4速まで落とさないとエンジンが3000ぐらいまで回りエンジンブレーキが十分に効きます。坂道でエンジンブレーキが必要なときはDからSにシフトチェンジすればOKです。
- 満足している点
- 安全装備において助手席エアーバック機能のOFF機能が付いていること。ISOFIX(国際標準)規格の乳児用の背面式に装着するチャイルドシートは日本の法律では助手席に装備する事が禁止されています。その原因は助手席エアーバックが作動するとチャイルドシートが外れてしまい安全性が確保できないためです。助手席エアーバックのOFF機能があればその問題が解決されます。どうしても助手席に背面式のチャイルドシートを装備しなくてはいけない場合には助かるはず。ちなみにポロにもこの装備は付いています。
乗り心地のよさ。足回りはどちらかと言えば固いという部類ですがボディの剛性が高く低速、高速で段差を乗り越えても足がしっかりと動き車体はフラットな姿勢を維持し乗員には路面情報を伝えるといったレベルでこなしてくれます。また、ブレーキを強く踏んでも車体が前に沈み込む量もすくなく足回りが固いことで得られるメリットのみ働いているようです。実際のメカニズムは知らないところも多いが自分が感じたのはこんな感覚です。他の人も語っているとおり長距離巡行では活躍します。
ボンネットにはダンパー、アクセルはオルガン式、シートの基本の作りのよさはもちろんランバーサポート搭載、後席にも専用エアコン吹き出し口、右サイドミラーはより広角に見えるように面によって角度が調整されている、リモコンキーのギミックなど日本車では1~2クラス上のモデルで搭載されている装備が多い。
そして他の人の長所を参考にどうぞ。
- 不満な点
- 雑誌、カタログで勘違いされていること。日本の雑誌でカローラと比較されることがあるけど上記で説明したように比較するグレードが合っていないケースが多い。もちろんカローラがフルボッコな結果ばかりでフェアな比較がされているとは思えない。それに欧州版では日本と安全装備が異なっており日本では標準装備されているものもあちらではオプション装備のケースがあります。しかし欧州では日本車も専用の足回り等に変更されているためなかなか比較は難しい。
日本で販売されたゴルフⅤのTSIトレンドラインからカタログ燃費が向上しているものの実燃費は下がっています。その原因は履いているタイヤによるものが大きいです。ちなみに17Km/Lは日本車でカタログスペックで9割ほど達成できる環境です。
ギアをバックに入れても警告音は出ない。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験