フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「フレームナンバーから解かる事 前回 私が書いたレビュー 『価格では表せない普通のクルマです! 』 の中でフレームナンバーから生産国(工場)が分かる と」のユーザーレビュー

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フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)

グレード:-

乗車形式:その他

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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フレームナンバーから解かる事 前回 私が書いたレビュー 『価格では表せない普通のクルマです! 』 の中でフレームナンバーから生産国(工場)が分かる と

2010.8.14

総評
フレームナンバーから解かる事
前回 私が書いたレビュー 『価格では表せない普通のクルマです! 』 の中でフレームナンバーから生産国(工場)が分かる と書きました。VGJ(Volkswagen Group Japan)が正規輸入している GOLF には アルファベットと数字を組み合わせた17桁のフレームナンバーがついています。それぞれに意味があり、それを解読する事で、生産国(工場)が分かります。下記のフレームナンバーは販売店から借りていたハイラインのものですが、それを使って説明したいと思います。
WVWZZZ1KZ9W477069  
1~3桁目【WVW】 : フォルクスワーゲンのクルマを意味します。アウディの場合は、【WAU】となります。
4~6桁目【ZZZ】 : 固定です。
7~8桁目【1K】 : モデル名を表します。【1K】は、GOLF Ⅴ&Ⅵ 、Ⅳは【1J】、Ⅲは【1H】です。因みに、現行PASSATは【3C】、現行POLOは、【6R】です。
9桁目【Z】 : 固定です。
10桁目【9】 : イヤーモデルを表します。ここには、数字の1~9とアルファベットのA~Zが順に入ります。ただし、類似しているアルファベットは使われません。この場合【9】は、09年(2009年)モデルを意味します。現行の10年モデルは【A】が入っています。VWは9月生産より、次年度のイヤーモデルになる為、7~9月は、在庫車(現行イヤーモデル車)をはかす為、交渉次第では、大幅値引きが可能です。特にVW直営店で、自社に在庫を多く抱えている店舗ほど、値引き額は大きい様です。
11桁目【W】 : 生産工場を表します。【W】ならば、ドイツ・ヴォルフスブルク工場生産です。南アフリカ生産の場合【U】が入ります。私が所有しているPASSATは【E】ドイツのエムデン工場生産でした。ポロは【U】なので、南アフリカ生産でした。
12~17桁目【477069】 : シリアル番号です。
従って、このフレームナンバーのクルマは、フォルクスワーゲン ゴルフⅥ 2009年モデル ヴォルフスブルク工場生産 シリアル番号477069 となります。
フレームナンバーは、車検証に記載されていますが、現行のVW車なら、フロントガラスの助手席側の下方(ダッシュボードとフロントガラスが接している所)に記載されていますので、気になる方は、一度確認してみてはどうでしょうか?
満足している点
◎普通に静かです。
アイドリング状態の静粛性は、コンパクトクラスではトップクラスだと思います。エンジンアンダーカバー,ボンネットサイレンサー(このクラスの国産車にはコストの関係から採用されているクルマが少ない)の効果が充分出ているのではないでしょうか。
走行中は、アクセルを踏んでいくと、それなりにエンジン音は聞こえてきます。2000、3000回転と回していけば、当たり前にエンジン音は大きくなりますが、3000回転ならそれなり(3000回転)のエンジン音を情報としてドライバーに的確に伝えているからではないでしょうか。国産車の高額車によく見受けられる、何がなんでも消音しようという考えは GOLF というよりは、VWには無い様です。これは、VWに限らず、Mercedes,BMW,Audiも同様です。
GOLF に話を戻しますが、エンジン回転数が上がれば、それなりに車内にも入ってきますが、会話が出来ない事はなく、また、ライン装着のオーデイオ(RCD310)はエンジン回転に応じてオーディオのボリュームを自動的に上げていく事が出来る(設定が必要)ので、エンジン音をうるさく感じる事はありません。   
風切り音は、二重構造になっているウエザーストリップの効果が大きく、『V』と比較すると抑えられており、ロードノイズは MICHELIN PRIMACY のおかげで、良好でした。(以前、A3 1.4T に履いていた PIRELLI P7 は最悪だった。)
不満な点
●部品のアッセンブリー化によるコストダウン
フレームナンバーから見ると、GOLF Ⅵ は、V と同じ 【1K】 です。と言う事は、フルモデルチェンジではなく、ビッグマイナーチェンジではないかと、私は思います。実際、プラットホームも基本的には同じだし、TSI,DSGともにキャリーオーバーです。モデルチェンジサイクルを見ても、 Ⅲ → Ⅳ , Ⅳ → Ⅴ は6年ですが、 Ⅴ → Ⅵ は5年(実際には5年も経っていない)と短くなっています。
通常のスパンより早く Ⅴ から Ⅵ にチェンジした理由には、1台当たりの生産コストを削減して、利幅を稼ぐ狙いがあった様です。Ⅴ と Ⅵ を比較すると、部品のアッセンブリー化(複数の部品の集合体だった部品をひとつの部品として設定する)による生産コストの削減を行っています。
ドアパネルで例を挙げると、通常のドアパネルは、骨格部分のフレームとアウターパネル(クルマの外観になるパネル)を溶接し、ひとつの部品としています。 ですから、事故等でドアパネル交換(ドアパネルは内側からパネルを叩き出す事が難しく、大半は部品交換になる)になった場合は、ドアパネルごと交換になります。通常フロントドアパネル1枚が、3~4万円(塗装は別)、ウインドウやレギュレーターの脱着や塗装を加えると、安く見積もっても7万円は必要です。
GOLF V は、ドアアウターパネルが骨格部分のフレームとは別で部品構成しているので、上記の修理の場合、ドアアウターパネルのみの交換と塗装でOKでした。不必要な部品の脱着も少なく、アウターパネルだけの部品代で済み、費用もドアパネルまるごと換えるより、大幅に安くすみました。
ところが、Ⅵ になって、Ⅴ の方式は生産コスト増から見送られ、通常のドアパネルに戻っています。上記の様にアッセンブリー化した部品(ドアパネルはひとつの例で、これ以外にも多々あります)は生産上のコストダウンになりますが、アフター修理時には部品単価が高価になり、ユーザー側にはね返ってきます。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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