フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「これぞドイツ車。 メルセデスベンツ、BMW、アウディ、ポルシェ等々ありますが、 結局、ドイツの車の代表は、メルセデスかも知れません。 しかし、クラフト」のユーザーレビュー

これぞドイツ車。 メルセデスベンツ、BMW、アウディ、ポルシェ等々ありますが、 結局、ドイツの車の代表は、メルセデスかも知れません。 しかし、クラフト

2011.5.31

総評

これぞドイツ車。
メルセデスベンツ、BMW、アウディ、ポルシェ等々ありますが、
結局、ドイツの車の代表は、メルセデスかも知れません。
しかし、クラフトマンシップの最たるものは、ブランド感ではなく、使い続ける信頼感である。
ドイツの車企業の中では最も大衆ブランドがVWであるが、
安く作るための工夫が安い素材や見えないところの素材格落ち等ではなく、
VSOP（ベリー・スペシャル・ワン・パターン）であることが面白い。
同品質のものを種類の手を広げずに、同じものを作り続けて自然とコストを下げると。
車格やグレードによる差というものは、日本人が思うより重視されていないと思う。
よく、グレード差が外見に無いのが寂しいというGTIやRシリーズユーザーに散見されるが、
見栄を張りたいならポルシェにでも乗ればよい。解りやすい差別化だ。
ドイツ人の根源的な考えはGTIだろうがナンだろうがゴルフはゴルフ。BMWはBMWじゃん。
という考えが強い気がする。ドイツ通の方ご意見下さい。
残念ながら、日本のモノづくりは、使い続ける信頼感もありつつも、
安さとコストと効率と。であろう。
それがゆえに、低燃費（TNP！）であり、
大量生産であることが重要であり（カローラ生産台数日本一とか世界一とか）、
カイゼンからうまれる省力化された生産ライン（低コストにもちろんつながる）である。
日本車の競争力を上げてきたのはこれが徹底されてきていたからです。
安さの・割・り・に壊れにくいという評価が日本の成長を支えた。
そう考えると、日本の工業製品はもうワンステップ先に行かねばならない。
人件費の高い日本で、新興国の賃金コストを上回る製品といったら、
世界的裏取引でもした原料を一手に握ってでもいない限り無理だもの。
トヨタの得意な、ユーザーに5年で飽きて頂くそこそこデザインとか、70点主義とかはもう限界。
買い替え需要を見込む手法は解らないでもないが、
世界で残る本気のブランドは、カバンの世界でも、家具の世界でも、
長く使えるものを造り続けた企業だとは思わないか？

満足している点

○派手さなし。美点でもあり欠点でもある。日本車の装飾系デザインから見れば欠点だろう。
　ただし機能美的意匠として考えると及第点以上と思う。
　日本車に多いデザインのためのデザインは、やりすぎで却って崩れているように思う。
○高速走行の素晴らしさ。走行レンジの高いドイツ製品だから、当たり前なのだが、
　日本で使用しても違和感が少ないのは、やはり日本用にアレンジしている？
○サスペンションの絶妙さ。グニャとかふらっとか変な挙動になったことが無い。
　サーキットレベルでは走らないので解らないが、普段使いでは恐ろしく安定している。
　以前乗っていた日本車では、コーナーリングが楽しい！と思ったことは一度も無かった。
　ドイツは高速走行の国の車なのにコーナー楽しいなんてすごいね。

不満な点

●日本では数が増えすぎた。お陰でディーラーも充実するのだろうが、
　車の違いがわからない主婦まで足にしている。でも程度の良い中古が出ると思えばよいか。
●日本車に戻れなくなった。
　ドイツ車ばかりだと買い替え出費が掛かるので長く乗らざるを得ない。まあそれも良しか。
●DSGのギクシャク感がもっとスムーズになると安心です。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験