数値化できないところが弱点か
まず、自分がここで挙げている燃費の数値ですがカタログスペックの数字ではにわかには信じられない数字だとは思っています。証拠
2008.11.6
- 総評
- 数値化できないところが弱点か
まず、自分がここで挙げている燃費の数値ですがカタログスペックの数字ではにわかには信じられない数字だとは思っています。証拠画像は下記のリンク先に貼り付けました。
http://motor.geocities.yahoo.co.jp/gl/jkjkw332/view/20081105
走行した道路条件としては他の日本車だとカタログスペックの90%ほど出るような好条件の道路です。(走行速度は60km、連続運転時間1時間程度)参考数値だと思っておいて下さい。より詳しい道路条件による燃費情報を知りたい人はカーグラフィック、2008年8月号に記載されています。
搭載されている7速DSGですが、かなり優秀にギアを制御してくれます。変速のショックは感じられません。エンジンの回転音でギアの変速が行われたのがわかる程度です。下り坂でブレーキを踏めばギアも自動的に下げてくれてます。ウィンカーが外車のお約束どおりハンドルの左に搭載されているためティブトロとウィンカーを同時期に動かさなくてはいけないことには無さそうです。
CVTやトルコン式ATが発進時の挙動が違うようにDSGも異なっています。最初の発進時にはトルコン式ATと比べてラグはあります。エンジン回転1500で最大トルクが発生するため最初の発進時にそこまでエンジン回転を回してしまうとシートに体が押さえつけられるぐらいのGが発生するため最初の発進時だけはアクセルワークを気をつける必要があります。アクセルペダルはオルガン式となっているため吊下げ式と比べてアクセルワークは行いやすいです。
本体の組み立ては南アフリカですがベンツのCクラス、BMWの3シリーズも同じだし、日本車もパーツや、エンジンの組み立てを中国で行っているメーカーもあるためそんなに気にする問題でないと思います。
試乗車の大半は08モデルでこれから購入できるモデルは09モデル。装備内容の違いはトノカバーの裏に装備されていたネットが無くなっています。メーカーからは正式なアナウンスが出ていないため他にもあるかもしれないです。購入できる時期は少々限られており購入を近い時期に購入を検討している人はディーラーで在庫状況を確認しておく必要があります。
インテリアの質感、室内空間の広さ、乗心地は実際に実物を見ないとわかりにくいです。乗り心地は助手席、後席でも日本車とは違うとわかります。
- 満足している点
- 人間工学に基づいていると言えるインテリア。シートの作りも日本車と比べて自分の求めるシートボジションを作りやすいです。リクライニング機能はレバーで一度に倒せることができないためその点に不満がある人はいるようです。センターアームレストもドアのアームレストと同じ高さになっています。ピラーの傾き方が初代フィットとほとんど同じ勾配だったので左右の視界を心配していましたがシート位置がフィットより後ろであるため視界の確保は問題ないです。長距離運転をしていても疲労感は少ないです。
充実した安全装備が直接役立つ場面には出会いたくないですが間接的な恩恵として任意保険は思っていた以上に安いです。ホンダのフィットからの乗換で数百円だけ戻ってきました。
燃費は満足しています。ガソリンはハイオク仕様ですがレギュラーガソリンとの価格差を割り戻しても十分安いといえる数字。(他の人の走行条件ではあまり意味がないかもしれないが)
普通は気づかないデザインが様々なパーツにされておりヘッドライトの電球の先端にVWのエンブレムカバーがされていたのは驚いた。
- 不満な点
- ギアをバックに入れた際、警告音が出ないこと。
バックランプ、リアフォグランプがそれぞれ片方しか点灯しないこと。こういうデザインなのだろうが故障していると格好悪い勘違いされるため優れたデザインとは思えない。
エアコン機能が外気温4℃だと作動しないこと。冬場だとガラスの曇りを取る除湿が制限される場面があるため寒冷地に住んでいる方は注意。
装備内容にやりすぎ感がある。日本車と競合できるよう生産ラインのコストを下げるためとお買い得感を出すためにはしかたの無いところか。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験