フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「極めてバランスの良いクルマです 2010年4月に中古で購入し、二ヶ月で4000kmほど走行しましたのでレビューさせていただきます。 以前はユーノス・ロ」のユーザーレビュー

極めてバランスの良いクルマです 2010年4月に中古で購入し、二ヶ月で4000kmほど走行しましたのでレビューさせていただきます。 以前はユーノス・ロ

2010.5.30

総評

極めてバランスの良いクルマです
2010年4月に中古で購入し、二ヶ月で4000kmほど走行しましたのでレビューさせていただきます。
以前はユーノス・ロードスター(NA6CE)を所有していたのですが、大人四人とその荷物が積めて、なおかつスポーティな運転が楽しめるクルマへの乗り換えを検討し、数十台のクルマに試乗した結果選んだのが、Golf GT TSIでした。
パワーと燃費を両立する1.4L TSI ツインチャージャーエンジン、2ペダルでありながら意のままに変速できる6速DSGトランスミッション、総延長70mものレーザー溶接を施した非常に強固なボディ、高性能なマルチリンク式リアサスペンション、大径ディスクブレーキなどなど、一切の妥協を排したメカニズムがもたらす上質な走りは短時間の試乗でも実感でき、予算の都合で新車での購入は断念したものの、この度中古にて購入に至りました！
長年マニュアルトランスミッションのロードスターに乗っていたため、次のクルマもMTでスポーティドライブを楽しみたいと考えていたのですが、DSGのスムーズでレスポンスの高い変速操作を体験して考えを改めました。ロードスターの限られたパワーをMTで使い切るドライブは非常に痛快ですが、TSIエンジンの余裕あるパワーをDレンジで穏やかに、Sレンジで潤沢に、そしてパドルシフトで意のままに操るドライブは、MTとはまた違った贅沢な運転の楽しみがあります。
また、特筆すべきは高速巡航性能の高さで、ハンドルに手を添え、進路に意識を向けるだけで目的地に導かれるかのような安定性、安心感があり、先日東京－大阪間の日帰りドライブ（総走行距離1090km）を敢行しましたが、これまでに乗ったことがあるクルマと比較すると明らかにドライバーの負担が軽減されているのが実感できました。
シンプルながら上質で、スイッチが整然と配置されたインパネ周りも個人的には好みで、260km/hまで刻まれたスピードメーターと7000rpmからレッドゾーンが始まるタコメーターは、素っ気無い文字盤デザインと数値とのギャップがたまりませんし、GT TSIのみ装着されるブースト計も観察しているだけでツインチャージャーの作動状況を把握でき、それもスポーティドライブの楽しみの一つの要素になっております。
他にも、TSIエンジンの燃費の良さや、必要にして十分な室内空間やトランク、乗り心地の良さなど、クルマに求められる多くの要素が高次元で実現されており、本当に購入してよかったと思っています！

満足している点

・アクセルを踏むと即座に立ち上がる低速トルク
・エンジンのダウンサイジングによる好燃費
・MTと同等のダイレクト感が得られるDSGトランスミッション
・堅牢なボディがもたらす高速安定性、低騒音、乗り心地の良さ
・長距離のドライブも苦にならない、出来の良いシート

不満な点

・エンジンの高回転域の盛り上がりに欠ける　（ECUチューニングで改善可能と思われます）
・極低速時にギクシャクするDSG　（後退で段差を超える時は、アクセルワークに気を遣います）
・新車時は300万を超える車両本体価格　（それだけの価値はありますが、もう少し安ければ．．．）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験