フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「これで良いじゃないか VWのダウンサイジングターボとして、ツインチャージャーを奢ったエンジンを試したくて選択。ドイツで、素のMTを12万キロ程乗りまし」のユーザーレビュー

これで良いじゃないか VWのダウンサイジングターボとして、ツインチャージャーを奢ったエンジンを試したくて選択。ドイツで、素のMTを12万キロ程乗りまし

2013.2.7

総評

これで良いじゃないか
VWのダウンサイジングターボとして、ツインチャージャーを奢ったエンジンを試したくて選択。ドイツで、素のMTを12万キロ程乗りました。プレミアム感は皆無ですが、色んな意味で、クルマはこれで良いじゃないか、と思わせてくれる車でした。
荷物を沢山積むとか、5人以上乗る機会が多いとか、クルマで自己主張したいとかいった事情が無ければ、気を遣わずに長く乗れる車だと思います。
長所、短所を列挙しましたが、あえて挙げれば、という程度。
オプション類はほとんど付けなかったので評価外です。

満足している点

1. このTSI 1.4L というエンジンは傑作だと思います。連続して加給運転しなければ優秀な燃費。低速から必要充分なトルクが有り、フレキシビリティも高い。低回転から負荷をかけると聞こえるスーパーチャージャの音(これも長所)以外、加給を意識させない制御。踏めばそれなりに速い(と感じさせてくれる、排気音を含む演出)。
2. かたまり感の有るデザイン (リアのデザインも当時としては悪くなかったと思う)。特徴が無い分、飽きない(VIを見ると、Vはまだあくが強く見えてしまいますが)。
3. 高速直進安定性(180km/h位まで)。高速のコーナーも不安の無い足回り。
4. オイルの減りが少ない(これは個体差が大きいようです)
5. GTの純正アルミホイールデザイン
6. 故障らしい故障は無い、圧倒的信頼性(というか信頼感)

不満な点

1. リアのタイヤが偏磨耗する。他のGOLF V も同様の症状が有るようなので個体差ではない。このホイールベースで高速の直進安定性を確保するために、リアサスのジオメトリーで無理をしているのではないかと思う。偏磨耗の結果、特定の走行速度(70km/h前後)で共振音がする。
2. 不具合はブレーキの剛性悪化。踏み始めがスポンジーになり、効かなくなった。エア抜きとか、ブレーキ液を交換しても直らず、結局ブレーキホース交換で完治。
3. 意外とMTが弱い。２速のシンクロが5万キロ位でへたった。VW共通の弱点らしい。
4. 加給域での燃費の悪さ(ダウンサイジングのなので当然)
5. 200km/h以上はさすがに緊張する高速安定性 (このサイズとしては優秀か)。
6. めいっぱい調整してもハンドルが遠い
7. リアシートがダブルフォールドでないため、フラットにならない荷室

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験