フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「マイスターの名が泣きます」のユーザーレビュー

マイスターの名が泣きます

2017.11.12

総評

総じて、比の打ち所がない車なのですが、形あるもの必ず寿命が来るわけで･･･
この時こそ、ワーゲンマイスターの出番となります。ドイツ職人魂を期待して見事な腕前を披露してもらいたい所なのですが、なぜか修理が捗りません。きっとガイドラインがあるのでしょう。
しかしあえて言いますが、テスターつないで部品交換するのはチェンジニアです。ドイツの職人魂がどこにありますか？これではマイスターの名が泣きます。
ホットハッチのアイコンが未だ、911やビートルを超えられない理由がここにあります。

ゲルマン魂ド根性でディーゼルも起死回生できると信じてます。

満足している点

ホットハッチは大排気量キラー、スポーツカーイーターこそが真骨頂です。
走りはもちろん、DSGやDCC等の先進装備も高級車顔負けで、非常に所有感を満たします。
スモールパーツも入手して初めてわかるのですが、ポルシェと同品質のものが平然と使われており、満足感は高めです。

不満な点

このサイズのホットハッチとしては、実用上「無し」と言い切れます。

走行性能的には、完全にESPに依存したドライブバイワイヤーな走りは好みが分かれる部分です。
ESP完全カットではひどいアンダーオーバーに手を焼きます。

あと、マフラーはすごく汚れます。
排気ガスの浄化性能はやはり？です。

デザイン

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走行性能

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極めて高いです。
世界中の自動車メーカーがダウンサイジングエンジンやDCTを開発したのはゴルフを手本にした為です。

乗り心地

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極めて良いです。
世界中の自動車メーカーがモジュラープラットフォームを導入し、FF車のリヤサスをマルチリンクにしたのは、ゴルフを手本にした為です。

積載性

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Cセグメントハッチバックとしては非常に優秀です。
長尺物を何としても積載する必要がなければ、必要十分です。

燃費

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手放すまでの平均燃費は約12.8km/Lでした。この性能に対しては、ありえないくらいの高燃費です。

価格

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故障経験

車体・エンジン・駆動系・電装系はドイツの超一流の作りで非常に精密・頑強で、耐久性に富みます。
では、ドイツ製でも一流ではないパーツはどうなのか？
かなり壊れやすいです･･･

約3年、45000kmでチャコールキャニスター、PCVセパレーター、AFCバルブ等のEVAP系交換。
約3年半、50000kmでEPSギヤボックスASSY交換。
約4年半、75000kmで再度チャコールキャニスター等EVAP交換。

ウォルフィサポートには大変お世話になりました。
現在のチャコールキャニスターにはストレーナーがあるとのことなので、おそらくEVAP系トラブルは激減しているはずです。

ベルト類、バッテリー、ワイパーゴム、タイヤ、フルード類程度の消耗品の交換だけで10万kmいけそうです。
下手な国産より耐久性は上でしょう。