フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「★もはや反則レベル。価格を考えると異常なまでに高い装備や質感を誇るゴルフ7に試乗する」のユーザーレビュー

intensive911(JUN) intensive911(JUN)さん

フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)

グレード:TSI ハイライン_RHD(DSG_1.4) 2015年式

乗車形式:試乗

評価

5

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
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積載性
-
価格
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★もはや反則レベル。価格を考えると異常なまでに高い装備や質感を誇るゴルフ7に試乗する

2016.7.18

総評
【ゴルフのハンドリング、サスペンション】

ステアリングは中立がややファジー(万人が乗ることを考え、あえてシビアにしていないと思われる。逆にポルシェやランボルギーニはセンターが正確で、指先が動いただけでも車が反応する)で、しかし一旦ハンドルを切るとしっかりした手応えが返ってきます。
この「ハンドルを切るとしっかりした反応」というのがミソで、多くの車はセンターからロックまでが曖昧な場合があるのに対し、ゴルフは正確な情報をフィードバックしてくれるわけです(これはなかなかできることではない)。
かなり扱いやすく、日頃乗るには気軽で、かつ安心できるセッティングと言えるでしょう。

サスペンションは当たりが柔らかくロールが小さめで、これも非常に安心感が強いもの。
ドイツ車にありがちな硬さはなく、しかしオンザレールで曲がれるしっかりした足回りですが、これはガッチリした印象の強いボディに支えられているとも言えます。
レーンチェンジ時の揺り戻しもなく、揺れの収まりが早く、ピッチングも非常に少ない優れた足回りですね。
正直言うとぼくのi3もこれくらいの足回りだったらなあ、と思うレベル。

VWアウディグループの車は特にボディ剛性が高く、足回りのセッティングも非常に優れており、ぼくとしてはメルセデス・ベンツ、BMWにも勝る部分が多いのではと考えています(特にVWグループ内、アウディ以上のブランドはその傾向が顕著)。
満足している点
【ゴルフのドライブフィール】

さて、センターコンソールのスタートボタンを押してエンジンを始動。
始動時は若干の振動があるもののアイドリングに入ると振動、音とも皆無に近いレベル(日頃EVに乗っているぼくにとってもこれは驚きとしか言いようがない)。

アクセルを踏むとパーキングブレーキが自動解除され車がスタート。
ちょっと違和感があるのは「結構アクセルペダルを踏まないと」出だしが遅いこと。
日ごろ大排気量エンジンを搭載している車やパワー/トルクの大きな車に乗っているのでなおさらだと思いますが、1.2リッターターボというゴルフTSIのエンジンを考えると、これはぼくが感覚を合わせる必要がありますね。

ただ違和感を覚えたのは乗り始めの頃だけで、扱い方を覚えると運転は快適そのもの。
ぼくはいつもアクセルペダルを軽く踏んでトルクが付いてくるのを待つという乗り方をする(よってトルクの大きなエンジンが好み)のですが、ゴルフTSIに関してはアクセルをぐっと踏んで回転数と速度を上げ、早めに巡航速度に乗せるという乗り方をするのが良いようですね(VW推奨の乗り方で、この方が燃費が良い)。

【ゴルフのハンドリング、サスペンション】

ステアリングは中立がややファジー(万人が乗ることを考え、あえてシビアにしていないと思われる。逆にポルシェやランボルギーニはセンターが正確で、指先が動いただけでも車が反応する)で、しかし一旦ハンドルを切るとしっかりした手応えが返ってきます。
この「ハンドルを切るとしっかりした反応」というのがミソで、多くの車はセンターからロックまでが曖昧な場合があるのに対し、ゴルフは正確な情報をフィードバックしてくれるわけです(これはなかなかできることではない)。
かなり扱いやすく、日頃乗るには気軽で、かつ安心できるセッティングと言えるでしょう。

サスペンションは当たりが柔らかくロールが小さめで、これも非常に安心感が強いもの。
ドイツ車にありがちな硬さはなく、しかしオンザレールで曲がれるしっかりした足回りですが、これはガッチリした印象の強いボディに支えられているとも言えます。
レーンチェンジ時の揺り戻しもなく、揺れの収まりが早く、ピッチングも非常に少ない優れた足回りですね。
正直言うとぼくのi3もこれくらいの足回りだったらなあ、と思うレベル。

VWアウディグループの車は特にボディ剛性が高く、足回りのセッティングも非常に優れており、ぼくとしてはメルセデス・ベンツ、BMWにも勝る部分が多いのではと考えています(特にVWグループ内、アウディ以上のブランドはその傾向が顕著)。
不満な点
【ゴルフのドライブフィール】

さて、センターコンソールのスタートボタンを押してエンジンを始動。
始動時は若干の振動があるもののアイドリングに入ると振動、音とも皆無に近いレベル(日頃EVに乗っているぼくにとってもこれは驚きとしか言いようがない)。

アクセルを踏むとパーキングブレーキが自動解除され車がスタート。
ちょっと違和感があるのは「結構アクセルペダルを踏まないと」出だしが遅いこと。
日ごろ大排気量エンジンを搭載している車やパワー/トルクの大きな車に乗っているのでなおさらだと思いますが、1.2リッターターボというゴルフTSIのエンジンを考えると、これはぼくが感覚を合わせる必要がありますね。

ただ違和感を覚えたのは乗り始めの頃だけで、扱い方を覚えると運転は快適そのもの。
ぼくはいつもアクセルペダルを軽く踏んでトルクが付いてくるのを待つという乗り方をする(よってトルクの大きなエンジンが好み)のですが、ゴルフTSIに関してはアクセルをぐっと踏んで回転数と速度を上げ、早めに巡航速度に乗せるという乗り方をするのが良いようですね(VW推奨の乗り方で、この方が燃費が良い)。

デザイン

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走行性能

-

VWゴルフ7に試乗。
正確に言うと試乗ではなくウラカンの12か月点検の際にランボルギーニ大阪さんに貸していただいた代車がゴルフ7のTSIで、これが非常に良くできた車だったわけですね。
ゴルフ7だとゴルフRには試乗したことがありますが、スタンダードモデルであるTSIには今まで乗ったことがなかったわけです。

【ゴルフってどんな車?】

現行ゴルフは7世代目、つまり「ゴルフ7」ですね。
ボディサイズは長さ4265、幅1800、高さ1460ミリ、重量1240kg。
同じクラスのBMW 1シリーズが1350キロということを考えるとかなり軽量と言えます(しかもゴルフは1シリーズよりも大きい)。

エンジンは1.2リッターターボで105馬力を発生し、燃費はメーカー公表値でリッター21キロ。
価格は266万円(トレンドライン)から、となっています。
ドイツ車ということもあって一通りの安全装備は揃っておりカーナビゲーション含むインフォテイメントシステムも充実。
ヘッドライトはハロゲンですがパーキングブレーキは電気式でトランスミッションは7速DSG、とグループのシナジー効果を最大に利用した(クラスを超えた)装備が特徴です。
乗り心地

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【ゴルフの外観について】
ワルター・デ・シルヴァの肝入りデザインということで抜かりのないルックス。
先代に比べてシャープなラインが特徴で、水平方向を強調された幅広に見えるフロントマスクが印象的。
ヘッドライトやテールランプがこれまでに比べて薄く横方向に長くなったように見え、車格が上がったようにも見えますね。

【ゴルフの内装について】
内装においては驚くべき質感を備えており、ぼくの印象では「(同じグループの)ポルシェを超えている」と考えています。
ピアノブラックのパネル、アンビエント照明、メタル調パーツなど高いレベルの仕上げとデザインが調和しており、これは高級車にも劣らない水準ですね(少なくともBMWのレベルは遥かに超えている)。
ポルシェだとオプションで結構な金額を出さないと付いてこないスムースレザー、そしてマルチファンクションステアリングが標準で装備されていたり、というのも優れた点。

ウインカーのタッチにおいても同門のポルシェを超えており、節度の感じられるしっかりしたクリック感がありますね。
シートにおいても座面、背もたれ、サイドサポートのバランスが良く、「良くできた」という印象が非常に強いもの。
積載性

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燃費

-

価格

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故障経験

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