車で耐久性のあるなしはありますか？軽だとサンバー赤帽とか…。何㏄くらいが丈夫なのでしょうか？当たり外れとか整備に依りますが同じように大切に使った場合です

Question

１５００㏄と３０００㏄は耐久性はかわりますか？さらにＶ８４５００㏄だとエンジンが大きい分余裕(回転数の低さや負荷などなし)で長持ちしますか？

補足

Ｖ８の４５００㏄とはフーガ，シーマなどを指してます。

Answer 1

例えばトヨタで考えると、同じ4気筒の2000ccエンジンでも乗用車のプレミオのエンジンと商用車のハイエースのエンジンは形式からして全く別物です。縦置き・横置きの違いはあるにせよ何故なのでしょうか？

答えは耐久性です。商用車のハイエースの方が過酷な状況（思い荷物を運ぶ、長時間走る等々）で使用されるので頑丈に作ってあります。その代わり乗用車に求められる静粛性や燃費性能、最高出力などは劣ります。

乗用車は生涯でせいぜい20万キロぐらいしか走りませんが、商用車は50万キロ以上走る事もあるのでそもそも設計が違うのです。赤帽サンバーは作り変えるまではせず、一部分だけ頑丈な部品に換えて耐久性を上げています。その代わりエンジン単体のコストは上がります。普通のサンバーは安さが命なのでコストの上がる部品は使わないですよね。

よって、排気量などはあまり気にしないでください。要はメーカーがそのエンジンの耐久性をどの程度考えているかです。耐久性の必要な車種（商用車等）のエンジンは丈夫な設計です。

ちなみにV8の4500ccですが、たぶんアメ車の事ですね。アメ車はエンジンの耐久性を重視しています。なぜなら広大なアメリカの道路では車のほとんど通らない砂漠地帯もあります。そんなところでエンジントラブルを起こして停まってしまうと乗員の死につながりますよね。

そこでアメ車は伝統的に大きなエンジンをユルユル回して（負荷をかけないよう）なるべくエンジンに無理をかけないようにしているのです。またガソリンが安い国ですので大排気量で燃費が悪くても全く問題無いのです。

よって他の国のV8とは別物と思ってください。そこまでの耐久性は考えていません。それよりもV8のスムーズさ、4500ccのパワーを売りにするためにその形式を使用していると考えてください。

追伸･･･

本題からそれたところでの議論となってしまいますが･･･。3気筒と4気筒の件ですが、私も昔660ccになったばかりの4気筒のサンバー（SC付）に乗っていました。低速トルクで不満を感じたことはありません。また、2速発進は常にしていました。というかサンバーは基本貨物車な訳で、重量物を積んで坂道発進が出来るよう1速が超ローギアな訳で･･･。通常の積載（大人2名程度）状態では1速は使いにくくて仕方ない。トラックなんかもそうですが基本2速発進ですよね。まぁ、それを言い出すと他車（キャリィやハイゼットなんか）も貨物車なので2速発進ですがですが･･･。要は各メーカーごとの味付けの問題かと。

私の暴言（？）で気分を悪くされたのなら申し訳ありません。

1回の爆発力の件ですが、厳密に言うとエンジン同一回転数での3気筒と4気筒の差はありません。なぜなら単純に考えるとエンジン1回転あたり660cc分爆発している事に変わりはないからです。3発で660cc爆発させているか4発でやってるかの違いですね。

じゃあ何が違うのか？部品点数の違いによる摩擦の差ですね。当然4気筒の方が部品点数が多いので摩擦による機械的なロスが多い。出力にも燃費にも悪影響です。エンジン自体の重量もかさみます。

逆に4気筒のメリットは？1気筒あたりの負担が少ないので高回転化（＝高出力化）ができる事です。摩擦によりパワーのロスは高出力化で相殺されます。また、振動も少ないのでやはり高回転化に有利です。高回転では4気筒が3気筒に勝ると言うことです。

あくまで一般論ですのでフィーリング等はひとそれぞれ違うということで。私もサンバーの「クローバー4」をぶん回していましたからね。他車とは明らかに回転フィールが違います。スバルの軽自動車製造からの撤退は悲しい限りです。

さてさて「補足」にありましたフーガ・シーマのV8ですね。すいませんアメ車だと早合点してしまって･･･。

特に耐久性を重視しているエンジンではないと思います。その他の車種と同様に乗用車としての一般的な使用状況を想定した耐久性を持たされていると考えます。

細かい話でいきますと、高級車のエンジンは普通の安い車のエンジンと比べて、高出力化や低燃費化、低振動化などなどの付加価値を付けるために特殊なメカニズムを付け足したりしていますよね。「電子制御～」とか「アクティブ～」とか。やはりエンジンを含め機械ってやつは複雑になればなるほど壊れる可能性は増していく訳で。そういう意味では壊れやすいエンジンであると言えますね。まぁ、メーカーとしては高級車なのでそれなりの信頼性のある設計としているとは思いますが。

エンジン本体は大丈夫でも付け足されたメカが壊れてエンジン全体がダメになるって可能性はあります。それでも大切に使う（＝マメにディーラーで点検整備を受ける）のであれば大丈夫ですよ。後は修理にかけるお金の問題かな？高い車の修理代は高いですよ。

質問者からのお礼コメント

なるほどね。詳しいです

Answer 2

その通り！ 車による耐久性の違いはあります。

軽だと、スバルの軽は４気筒エンジン採用なので低速トルクがあり高回転まで回さなくてよいとか、車体も頑丈になっているとか（特に赤帽仕様）が有名です。また４気筒の恩恵で、高回転までよく回るエンジンでもあります。スバルの軽はダイハツからのOEMとなり特徴がなくなって行きますので、今の内に買っておく（中古でも）という手もあります。
なぜ他社が３気筒なのかというと低コストで済むからです。安価に自動車を供給するのはメーカーの大切な社会貢献でもあり、これはどちらが良いというものではありません。

また、一般的には大きい車の方が耐久性は高いです。軽＜1,500＜3,000<4,500＜バスで、”余裕”に加え、大きいほど熱対策や配管取り回しなどしっかり造ることができることも理由です。バスでは１００万キロ走っても平気なほどです。

ただ他の方も書いていますが、目的に合った車選びが大切です。日常の買い物や近距離の通勤に3,000ccの車は無駄なだけじゃなく取り回しが不便になって良い事がありません。逆に長距離通勤の方や、高速道路をよく利用する方が軽では車にも人にも無理がかかります。

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kitty milk2002さんの回答を受けて

一般的に同排気量の場合、気筒数が少ない方がトルクフルに感じるのは確かです。逆に多気筒エンジンはピストンが小さいので高回転までよく回り、相対的に低速トルクがうすく感じられます。しかし、スバルの軽４気筒エンジンのトルクについて「全くの間違い」でもないと思うのですが。。。
サンバーで２速発進した場合、他社の軽と同様に発進して行きます。十分なトルクを持っていると思います。ちなみにファイナルを含めたギア比は誤差範囲の同程度ですから、単純にエンジン比較としてよいと考えます。

さて、トルクのない理由として一発の爆発力が小さいことを挙げていらっしゃいます。660ccのエンジンだと３気筒は220cc、４気筒は165ccと１気筒当たりの排気量は小さいので１発の爆発力は小さくなります。しかし同じ回転数で回している場合、３気筒エンジンが３回爆発する間に、４気筒エンジンは４回爆発します。従ってこれだけでは説明にはならないようです。

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kitty milk2002さん、紳士的な追記有難うございます。フリクションロスによる影響などその通りです。

質問への回答として、ニュアンスやどの程度詳しく書くかというのは、字数との兼ね合いでいつも悩まされます。

Answer 3

エンジン熱をうまく逃がす車が長持ちする。
エンジンは、オイル交換サイクルを管理していると安心。
補機類のＡＣジェネレーター（オルタネーター）などは、ブラシ・ベアリングの交換サイクルが永くても、内部のＩＣレギュレター・ダイオードといった半導体が熱でやられる。
エンジンルームには多くのゴム製品が使われているが、それも熱による劣化は防げない。
シリンダーヘッド上部に取り付けられているカバーも、ダイレクトイグニッションに影響する。
熱対策を考えた方が、車は比較的に長持ちする。
ミッションは動力を伝達する部分なので、エンジンよりも消耗するのは早い。

Answer 4

>>同じように大切に使った
まず、条件が揃えられないのでムリ。
猫とトラではどちらが長生きしますか？
猫の餌とトラの餌の量は同じではないし、生きる環境が違うので、“同じように”する条件が合わない。

ベンツで宅配便していますか？赤帽の軽トラで送迎しますか？

逆に言うと、メンテ次第でどの車も長生きはできる。