『トヨタ iQ』、実用性はあるの？ 車が好きな、中3です。さて、僕は〝ある車〟について、疑問を持っています。 それは、『トヨタ iQ』という車です。

Question

あの車はあまり、実用性はないのではないか、と思います。
何故なら

①軽自動車よりも小さいボディ（スマートくらいですね）である。
②〝プレミアムコンパクトカー〟なるコンセプトを掲げていたが、どこがプレミアムなんだ？
③あのサイズの割に値段高くない？

の3点です。

皆さんはどう思われますか？

Answer 1

ｉＱは、実用性を求めた車ではなく、小さいことを売りにした、トヨタの提案型商品です。
小さくても軽自動車ではなく、安全性や（限られたスペース内での）快適性が実現できるか、市場で受け入れられるかを大規模にテストしているようなものです。（乱暴な言い方だとは思いますが・・・）


成功すればそのまま継続し、失敗と見れば１モデルで終わり。
トヨタの企業体力をもってすれば、できてしまうことです。

「小さい普通車」というコンセプトは、決して嫌いではありません。
ただ、売れ筋の「コンパクトカー」と同列の基準で評価しようとすると、辛い意見になってしまうでしょうね。

Answer 2

もちろん不要です。あのサイズであの値段。儲けがデカいから作っただけでしょう。全然走ってるのみたことないし。

Answer 3

平たく言えば…

『現在、車に必須要求されたスペックを備えた上で、我々トヨタはここまで小さな車が作れるぞ!』
ってアピールするための車ですね!

走行性やら安全性やら耐久性やら…要求から、車体ってデカくなるモンなんで♪ここ数年、エンジンケースのサイズが半分以下になったり、基盤小さくして、素子間積めたり…(数年前0．3mm→今0．1mm)
ちなみに、0．1だと見えないホコリが付着しただけでも性能不良が出る細かさです。

この細かさがトヨタ車の『壊れない、壊れにくい車』の所以なんですけどね♪
好きになれないけど…

Answer 4

現状では、軽との狭間で意味が無いように見えるでしょうね。
もし、軽規格が廃止されたら…という前提でもう一度考えてみてください。トヨタとダイハツに大きなアドバンテージが生まれ、そこにはトヨタの野望が見え隠れするはずです。

実際にEUではスマートは売れており、都市部ではかなり見かけるようです。駐車するのに楽というのがその大きな理由のようですが。
iQはアストンマーチンなどにOEM供給されることが決まっていますので、海外メーカーは注目しているということでしょう。

iQは既存のガソリン車の枠組みを考えて企画されてはいません。スバルからEV技術を受けたりして新しいカテゴリーを作り出すための先兵です。
EVを含めた派生車種の計画が多数存在する模様で、現時点で成功か失敗かの判断をするのは時期尚早です。