最近、友人から聞いたのですが、今後、軽自動車の税金が上がるみたいな話があるらしいのですが、実情をご存知の方いらしゃいますか？

Question

十数年前に、確かに自動車業界から、軽自動車の税金を上げて欲しいとの陳情があったとの記事を見かけた記憶はあります。最近また再燃してきているのでしょうか？
宜しくお願いいたします。

Answer 1

昨年の9月に、総務省が「軽自動車も応分の税負担をするべき」との提言をまとめて政府に提案をしています。
ここではそこまでで、金額をどうするかとかなどの具体案は全く決まっていません。

この議論は、数年前から自民党/民主党のそれぞれの税制調査会で議題に上がっていました。たぶん、トヨタのiQやスバルの軽撤退、ダイハツやスズキの小型車生産へのシフトはこの動きを見越してのことだと思われます。

政府としては、現在の国会に改正法案を提出して2012年度(2013年4月)から実施というシナリオを描いていたようですが、大震災が起きてしまいそれどころでは無くなったこと、現在の国会では復興法案すら通らない状況ですので自動車税の改正法案などは通るはずがありません。

ということで、もうしばらくはこのままでしょう。

そんな心配よりも大丈夫です、代わりに2016年までに消費税が5％→10％へ、その後に→15％へとしっかりと上がることが決まっています。
また、復興税として所得税と法人税の増税、これだけでは足りないためタバコ税のさらなる値上げ、競馬・競輪/宝くじ/パチンコにかけるギャンブル税が検討されています。

軽自動車の税金が数倍になるどころでは無い、大増税がありますから…

質問者からのお礼コメント

皆さま回答ありがとうございました。やはり、昨今軽自動車の増税は活発になっているようですね。
確かに消費税の増税は確実みたいですが、出来れば衣食住の税率は下げて設定して欲しいもんです。

Answer 2

総務省が環境自動車税の導入を
検討しています。
決定ではありません。
１１年度の税制改正大網には
織り込まれませんでした。

自動車税と重量税が１本化され、
排出ガスが少ない車の税額は、
多い車より安くなるという内容です。

軽自動車は決して排出ガスが
少ないわけではないので、
軽自動車税７２００円は安すぎる
という議論は前からありました。

１０年度の案では、軽自動車の
税負担は４倍強になります。
これもまだどうなるか不明です。

Answer 3

議論は昨年の税制改正の検討事項で挙げられましたが、２０１１年に審議が先送りされています。
東日本大震災に伴う財源確保のための増税の話も出ていますので、先行きは不透明です。
以下は、少し硬い文章ですが、昨年行われた議論です。
この制度が導入されれば、軽自動車税は増税になります。


２０１０年に行われた税制改正の政府税制調査会では、
総務省が基本構想を公表した「環境自動車税」について審議がされた。
税制調査会では、2011年度税制改正の検討対象とはしない方針とし、12年度改正に議論を先送りした。

環境自動車税は、自動車重量税（国税）と自動車税・軽自動車税（地方税）を一本化し、地方税とするもの。
導入が実現すると、軽自動車は増税となる。

片山善博総務大臣からは、環境自動車税について「環境負荷に比例して課税することで環境への負荷を低減させる。
複数の税を一本化することにより納税者視点で簡素化につながる。
地方税とすることで地域主権改革に寄与する」と、3つのポイントが示された。

Answer 4

去年にその話が出ていますが
現在に至っても、税金を上げる法案が提出されていません。

軽四自体が日本のみの規格で海外にはありません。
もともと車が普及していない時代に、
格安で普及させるためにできた規格ですから
今の時代に必要がなくなっているというのは理解できますが

いきなり来年から７０００円が２万円になりますと言われても困りますよね。

ただ、軽四という規格をなくして海外競争力を高めたい企業は多いのですが
自分のところだけ軽四を辞めるというのは嫌なようで
みんな一緒に辞めれるような方向性を探しているようですが
この不景気に、税金を上げるや軽四をなくせば
新規購入が減るのでさすがに今はしないと思いますよ。

ただ、時代の流れからいって軽四はなくなるかもしれないということだけは
頭の片隅に置いておいてくださいね。。