トヨタ店とトヨペット店が別のグループとなっている地域では最大のライバルとされていることが多いですがなぜですか？

Question

逆に、同じグループの場合はあまり競争はないですか？

Answer 1

トヨタ店とトヨペット店ですが、その多くは運営している会社が別なので、当然、競合他社になります。

東京のように各ディーラー系列を統合していませんので、プリウス、アクアといった全チャンネル取り扱い車種の場合は、消費者からすれば競合を煽って好条件を引き出しやすくなるなど、メリットがあります。

従来よりトヨタ店とトヨペット店は、トヨタでも上級車を取り扱っているディーラー系列でした。
中でも、レクサスが国内展開する前は、セルシオ、ソアラはトヨタ店、トヨペット店両系列で取り扱っていました。

よって、トヨタ同士で上級車を購入してくれる優良顧客を奪い合う関係にあり、その流れで両系列ともに現在はレクサスのディーラーを運営している事が多いです。

さらに、ミニバンの売れ筋であるアルファード、エスクァイア等が両系列の取り扱いとなっており、同地域では強力なライバル関係にある事は変わりません。

東京は各系列ともにメーカー直営でしたので統合に進みましたが、地方の場合、ディーラー運営会社の経営基盤がしっかりしており、発言力も強いので、系列統合はなかなか難しいと思います。
今後、例えばトヨタ店の専売車種のクラウン、トヨペット店の専売車種のハリアーが、将来的に全チャンネル取り扱いとなった場合は、両系列で顧客の奪い合いになるかもしれません。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました！